2024年の流行語大賞が発表されました。大賞は「ふてほど」。宮藤官九郎脚本のコメディドラマ「不適切にもほどがある!」のことです。私はこのドラマを見ていましたが、正直なところ、流行語と呼べるほど流行ってはいなかったと思います^^; 最近はドラマのタイトルが長い傾向があり、それらも略して呼ばれることが多いです。
流行語が本当に流行していたかどうかはさておき、ノミネートされた言葉の中に略語がいくつかあります。大賞の「ふてほど」、そして「カスハラ」「トクリュウ」などです。
「カスハラ」はどんな意味かわかりますか?
「セクハラ」「パワハラ」という言葉を知っていれば想像しやすいかもしれません。「カスタマーハラスメント」の略で、客による理不尽なクレームや嫌がらせ、暴言などのことです。この言葉が流行したというのは、…あまりいいことではないですね^^;
「ふてほど」「カスハラ」のように日本語では4文字(正確には4モーラ)に略すことがよくあります。
- パーソナルコンピュータ → パソコン
- コンビニエンスストア → コンビニ
- インスタグラム → インスタ
- 木村拓哉 → キムタク
- あけましておめでとう → あけおめ
- 就職活動 → 就活(しゅうかつ)
- 原子力発電 → 原発(げんぱつ)
- 最終電車 → 終電(しゅうでん)
- 逃げるは恥だが役に立つ → 逃げ恥
ほかにも4モーラの略語は山のようにあります。長い言葉を短くすることで、言いやすくなるとともに親しみやすくなりますね。だからたくさんの人に使われるようになって流行語にもなりやすいのかもしれません。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241105/k10014629251000.html