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Cafetalk Tutor's Column

Joy Yuan 講師のコラム

英語の「I want you to do something」って、使わないでください

2024年11月25日

「I want you to correct my English」 という表現を使っているのをよく見かけます。
この文は、多分「英語を直して欲しいです」から直訳したものだと思います。
でも、英語では、他の人に手伝ってもらいたい場合は、こういう使い方おすすめできません。
 
I want you to (do something)って結構強い命令口調です。
自分が両親、上司、先生、先輩などの場合は、使ってもいいです。
 
例:
Mother: I want you to clean your room.
お母さん:部屋を掃除しなさい。
Boss: I want you to finish this by today.
上司:今日までにこの仕事を完成して。
Teacher: I want you to submit your homework now.
先生:今宿題を出して。
 
昔、シンガポールの建築会社でインターンをしてたとき、会社に日本人の先輩がいました。その先輩に仕事をもらったときに、I want you to do thisって言われていたんだけど、わたしはインターンだから全然大丈夫でしたが、この先輩はちょっと冷たいなと思っていました。
 
わたしは今お母さんや上司ではないから、あまり使っていませんが、
シンガポールの塾で働いてたとき、少し怒っている時十代の子供にI want you to (do something) ってよく言っていました。
でも今の学生はほとんど大人だから、こういう言い方はしていないんです。
 
英語では、他の人に手伝ってもらいたい場合は、普通は丁寧に許可を求める言い方を使います。
 
例:
英語を直して欲しいです。/ 英語を直してもらえませんか?
Can you correct my English? 
Could you please correct my English? (もっと丁寧)
 
初めて日本語の~ってほしいの文法を学んでいるとき、本当に「え?これ、強くない?」と思っていました。
だからほかの言語を学んでいるとき、直訳しない方がいいですね。
 
読んでくれてありがとうございます~

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