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四柱推命鑑定士のたつ子です^^
前回に引き続き、「子供のスマホ、どう向き合う?」第2回目です。
我が子(5歳&8歳)の「スマホ(デバイス)依存」を何とかしたくて、心理学やら脳科学やら、栄養学に睡眠学まで、あらゆる分野で「子供の依存」について学びました。
そこで行き着いたのは、子供は「依存」ではなく、ただ「沼っている」状態だということです。
子供の「依存(沼る)」と大人の「依存」、何が違うのかというと、「依存」に至る、その背景です。
デバイスに対しての大人の「依存」の場合の多くは、現実問題からの「逃避」です。
(他にもお酒やギャンブル依存もありますが、本質的には「デバイス依存」と一緒です)
例えば、
✔やらなきゃいけないことがある、でもやりたくない…⇒ついつい動画やSNSを見てしまう(現実逃避)
✔向き合わなきゃいけない問題がある、でも取り組みたくない…⇒ついつい動画やSNSを見てしまう(現実逃避)
✔人間関係でストレスがある…⇒ついつい動画やSNSを見てしまう(ドーパミンを出してストレス発散)
✔現実世界に不安がある…⇒ついつい安心情報を求めてしまう(セロトニンを出して幸福感を得る)
他にも、思春期の中高生においては、特殊な「依存」が存在します。
例えば、
✔オンライン(SNS等)でのつながりが、オンサイト(リアル)での繋がりに影響してしまう
✔オンライン(SNS等)での活動が、自身の承認欲求に繋がっている
✔人間関係の不安・不満を、オンラインで解消しようとしている
等があげられます(他にもたくさんあるけどここでは割愛しますね)
実は「大人の依存」と「思春期の依存」は、背景に隠れている問題が深いため、素人のカウンセリングやその場しのぎの情報では、完全になくすことは難しいそうです。
しかし、小学生までの「子供の依存」は、いかようにも改善できることがわかりました!
最初にも述べましたが、こどもの「依存」は、その楽しさに「沼っている」だけなんですね。
幼稚園児や小学生までの子供たちは、思春期の中高生や大人と違って、現実世界に大きなストレスや人間関係の深い悩みを抱えているケースは、あまりありません(もちろん場合によります)。
そんな子供たちがデバイスから離れられないのは、
ただただ、楽しいから!
ではどうやって、その超絶に楽しい「沼」から抜け出すことができるのか?
それは、「デバイスの体への悪影響」をきちんと親御さんが理解し、それを子供たちに伝えればいいのです。
頭ごなしに、
「目が悪くなるよ!」ではなく。
「ゲームは一日〇時間!」とルールを設定するのではなく。
デバイスが持つ健康への影響を、親御さんがまずしっかり理解して、その通りに子供に伝えればいい。
ただ、それだけだったんです。
子供たちは、小さいながらも、自分の脳でしっかり考えることができます。
根拠や理由がわからない子供たちは、いくら「目が悪くなる!」と言われてもピンとこないし、
ルールを作っても、親に隠れてこっそりやります。
人間が行動するには、「自分で考え」、「自分で決める」、が基本原則。
これは何歳であっても、「原則」から外れることあはありません。
「誰かを変える」ことは到底できない。変わってほしいなら、まず、「自分が変わる」。
お子さんに「デバイス沼」から抜け出してほしい場合は、
まず親御さん自信が、しっかり「デバイスの健康への悪影響」を学びましょう。
そしてそれを、丁寧にお子さんに説明してあげましょう。
まずはそこが、第一歩です。
次回は、私がどのように子供たちに「デバイスの悪影響」を説明したかをお話ししますね。
お楽しみに~☆