こんにちわ。Ericaです。
今からちょうど3年前、仕事のストレスから睡眠障害になりました。
もともと、ストレスがたまると不眠になるタチではありましたが、
繁忙期が終わっても眠れない日が月単位で続いたので
単なる不眠として軽く受け止めず、睡眠障害として仕事を減らしてもらうなど
具体的に対処しました。
何がつらいって、体は疲れてるのに眠れないっていうのもつらいのですが、
みんなが寝静まっているのに、一人起きているっていうことに
とても孤独感を感じ、「寝ないと!」という焦りもあって精神的につらかったです。
そういう時って、どんどん思考がおかしな方にいきがちなんですよね(*_*)
涼しい夜風に吹かれても、瞑想をしてみても眠れず、ふと本を手に取りました。
そういえば、妊娠するまでは大の読書好き。いつも寝る前に本を読んでいたな。。。
久しぶりに本を読むと、いい感じで目が疲れて寝付くことができました。
次の日も本を読もうと本棚を見ると、断捨離の成果でずいぶんスッキリ。
ほとんど仕事がらみの実用書ばかりで
かえって思考が忙しくなって眠れなくなりそう・・・
楽しく読める小説やエッセイが欲しくて、本屋に行きました。
以前は常に本を持ち歩いていたのに
妊娠・出産時の目への負担から本を読まなくなり、子供が生まれてからはとてもそんな時間はなく、
また徒歩通勤で本を読む時間自体がなくて、自然と読書から遠ざかってしまったのでした。
ひさしぶりに本を買おうと思ったら、この10数年の間に様変わり。
すっかり浦島太郎状態に・・・
知らない作家さんばかりで読みたい本が分からない(*_*)
なんとなくネットを検索していたら、読書youtuberさんやInstagramerさんの存在を知り
本の紹介を参考に選ぶ、ということをやってみました。
そうして気に入った本に出会えたら、楽しくて仕方ない!
すっかり読書にハマり、ゆっくり読める夜が来るのが待ち遠しくなりました^^
憂鬱な夜が至福の時間になり、「眠れないストレス」から解放されたせいか
いつの間にか普通に眠れるようになっていました。
睡眠障害が解消されても、読書熱は冷めずに
大好きな趣味の復活を楽しんでいます^^
読書は以前同様に、いや人生経験を積んだので前以上に
私の世界を豊かにしてくれています。
もし、睡眠障害になってなかったら、
再び読書熱にハマることがなかったでしょう。
あっても、もっと随分先のこと。
原因となる仕事のストレスも含め、睡眠障害はつらい体験でしたが
そのおかげで最高の趣味が復活したと思うと
単なるプロセスに過ぎなかったんだな、とつくづく思います。
働き方や自分のあり方など、いったん立ち止まって見直すいいきっかけとなりました。
私が心理学を学んで良かったことのひとつは
「問題の下には才能や贈りものが隠れている」という視点です。
物ごとが起こるのはすべて意味があり、一見ネガティブなできごとは、
その下の大きな才能や贈りものに気づくチャンスでもあるのです。
あのタイミングで睡眠障害になったからこそ、
働き方を本気で見直すことができ、読書の楽しさを再び味わうことができた。
そう思うと、すべてが必然で、眠れなくなったことに感謝すら湧いてきます^^
皆さんもそういうことありませんでしたか?
今、なにか問題や課題があったとしたら、そこにはきっと贈りものが隠れていますよ!