こんにちは、ヘルスコーチのMaiです。
イギリスもやっと夏らしい気候になってきて、季節を感じられるようになりました。
そろそろオリンピックも始まり、本格的に熱い夏になりそうですね。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
先日ライフコーチの方のセミナーに参加する機会があり、
人間関係について考えさせられることがあったので、シェアさせてください。
普段家族など近しい関係の方と話すとき、
つい強い口調になってしまうことってありませんか?
なにかしてほしいとき「〇〇をやって!」とか、
何か注意したいとき「なんであなたはいつもこうなの?」とか
ついつい相手を攻めてしまう口調をしてしまいます。
優しい口調で言おうとしても、
トーンや言い方で避難がましく言ってしまったり…
私の場合、夫に対してこういった口調で話してしまうことが多く、
よく夫からリスペクトが足りないと怒られたり、
なんでそんな言い方しかできないのと?と言われたり。
関係が悪くなったこともありました。
どうしたら関係がよくなるかなって思っていたのですが、
これは少し言い方を変えるだけで改善できます。
いやな言い方をしてしまう場合、
たいていの場合は主語が「You(あなた)」になっています。
たしかに何か注意するときは、
「あなたがこうだから」「あなたのせいで」と、
相手を攻める言い方になっているので、
強く非難しているように聞こえます。
相手に言いたいことを伝える、かつやわらかい言い方にするなら
「I(私)」メッセージを使うのがおすすめ。
それなら相手の問題ではなく自分の問題として話すので、
強制感がなく、相手も受け入れやすくなります。
たとえば、散らかっているのを注意したい場合、
Youメッセージだと
「(あなたは)なんでいつも散らかしているの?早く片付けて!」
Iメッセージだと
「部屋が散らかっていると、(私は)仕事ができなくて困ってるんだ。掃除してくれると嬉しいな。」
Youメッセージだと圧力を感じて、言われた側も少し臨戦態勢に入りますよね。
一方で、Iメッセージだと、相手を攻めている感じではなく、優しく感じられます。
相手は、自分を映し出す鏡。
強く圧のある言い方をすれば、相手もそういった態度で返してきます。
実際私も最近夫に実践しているのですが、効果を実感しています。
夫も素直にお願いしたことをやってくれるようになり、お互い嫌な想いをしなくなりました。
近しい関係だからこそ、良い関係を保ちたいですよね。
何か伝えるとき、お願いするときは、少し言い方に意識を向けて伝えてみましょう。