ネット上の議論で、レッテル貼りや論点のすり替えをやり合っている光景をよく見ます。
英語ではこれを Straw Man Argument といい、下記のサイトにその傾向と対策が詳しく書かれてあります。
https://www.grammarly.com/blog/straw-man-fallacy/
都合よく、相手が言ってないことを言ったことにしたり、相手の主張を誇張したりして、議論に勝とうとします。これは自作の藁人形に釘を打つような行為です。
藁人形論法というのは、要するに論理的におかしいということで、これをすぐに見抜くことが必要です。
TOEICの魅力的な不正解選択肢は、論理的におかしいから間違いなのです。only とか all が含まれていたりする文はまず選んではいけません。過度の単純化には最も注意しましょう。
他には、パラフレーズ(言い換え)のように見えて、まったく関連性がないことを言っている選択肢(すり替え)を選んでしまうのも、人間の心理です。
ディベートやTOEICでは、ロジックとデータだけが問われています。