みなさん、こんにちは!イタリア語講師のNoritaliaです。
さて、今日のテーマは 「イタリア語の勉強で大事なこと【❼ 構文】CILS作文の配点から」 です!
最後のラスボス! c) correttezza morfosintattica とは「構文の正しさ」
morfosintatticoとは、「形態」を表す接頭辞morfoと、「構文論」sintassiを合わせた形容詞です。
イタリア語では、文章を組み立てる時に9つのパーツ(9 parti del discorso)を使います。
▶︎形が変化する名詞・定冠詞・動詞・形容詞・代名詞→(5 parti variabili)
▶︎形が変化しない副詞・接続詞・前置詞・間投詞→(4 parti invariabili)
CILSの作文課題(2)における「構文の正しさ」は、以下のような配点になります。
レベルAでは全体の25%(最高1,5点)
レベルBでは全体の35%(最高3.5点)
レベルCでは全体の40%(最高4点)
Aでは表現力と同じ割合(いずれも25%→25%)ですが、Bでは構文力を表現力が上回り(表現30%→構文35%)、Cでは実に2倍になります (表現20%→構文40%〜!)。
もう一度こちらの円グラフを見ておきましょう。
基本の動詞活用、性数の変化は押さえておこう
構文力では、レベルAは25%の配点でレベルCは40%とかなり差があるので、「レベルが上がれば難しい文章を書かなければいけないのか?」と思ってしまいますね。
それは違います。分かりやすい文章の方が良いです。
イタリア語検定同様、文法間違いを避けつつ着実に文章を書くことがポイント。
間違った文法では、Aでは最高で1.5点引かれ、Bでは3.5点、Cでは4点も引かれちゃうのです〜。
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作文苦手!書きにくい!
どうやって書いたらいいの?
そう思っている人は多いかもしれません。
レベルが上がると、「原因と結果」や「物事の前後関係」など、因果関係を表現することも出てきます。
9つのパーツ(名詞・定冠詞・動詞・形容詞・代名詞・副詞・接続詞・前置詞・間投詞)を意識するだけでは、書けなくなってくるんです。
じゃあどうすればいいのか?
次のコラムシリーズをお楽しみに〜!
NORITALIA
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