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イタリア語の勉強で大事なこと【❼ 構文】CILS作文の配点から

2024-05-28


みなさん、こんにちは!イタリア語講師のNoritaliaです。


さて、今日のテーマは 「イタリア語の勉強で大事なこと【❼ 構文】CILS作文の配点から」 です!


最後のラスボス! c) correttezza morfosintattica とは「構文の正しさ」


morfosintatticoとは、「形態」を表す接頭辞morfoと、「構文論」sintassiを合わせた形容詞です。


イタリア語では、文章を組み立てる時に9つのパーツ(9 parti del discorso)を使います。

▶︎形が変化する名詞・定冠詞・動詞・形容詞・代名詞→(5 parti variabili)
▶︎形が変化しない副詞・接続詞・前置詞・間投詞→(4 parti invariabili)


CILSの作文課題(2)における「構文の正しさ」は、以下のような配点になります。

レベルAでは全体の25%(最高1,5点)
レベルBでは全体の35%(最高3.5点)
レベルCでは全体の40%(最高4点)


Aでは表現力と同じ割合(いずれも25%→25%)ですが、Bでは構文力を表現力が上回り(表現30%→構文35%)、Cでは実に2倍になります (表現20%→構文40%〜!)


もう一度こちらの円グラフを見ておきましょう。



基本の動詞活用、性数の変化は押さえておこう


構文力では、レベルAは25%の配点でレベルCは40%とかなり差があるので、「レベルが上がれば難しい文章を書かなければいけないのか?」と思ってしまいますね。

それは違います。分かりやすい文章の方が良いです。


イタリア語検定同様、文法間違いを避けつつ着実に文章を書くことがポイント。

間違った文法では、Aでは最高で1.5点引かれ、Bでは3.5点、Cでは4点も引かれちゃうのです〜。


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作文苦手!書きにくい!

どうやって書いたらいいの?


そう思っている人は多いかもしれません。


レベルが上がると、「原因と結果」や「物事の前後関係」など、因果関係を表現することも出てきます。

9つのパーツ(名詞・定冠詞・動詞・形容詞・代名詞・副詞・接続詞・前置詞・間投詞)を意識するだけでは、書けなくなってくるんです。


じゃあどうすればいいのか?


次のコラムシリーズをお楽しみに〜!

NORITALIA


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