みなさんこんにちわ。Noritaliaです!
今日は、 外国語を勉強する中でリスニング力をどうやって鍛えていくかについて考えてみたいと思います。
イタリア語は比較的聞き取りやすい言葉ですよね!勉強してしばらく経つと、イタリア語の単語がポツポツ聞き取れるようになって、とても嬉しい気持ちになりますよね。私もそうでした!イタリア語の先生に話しかけて通じるととても嬉しかったり。
そして、こんなこともありました。
- イタリア旅行中にバールで注文をする。バリスタが話しかけてくるけど、なんとなくこう言ってるのかな?
- イタリア語の映画を観る。なんとなく言ってることは分かるけど・・・。
- お土産屋さんで、お店のおじさんと話した。日本が好きみたいで色々話しかけてくれたけど、全部は分からなかった。
「なんとなく」分かる。分かることは大きな進歩ですー!でもはっきりと理解できるともっと良いですよね!
さぁ、リスニングのための動画やイタリア語のラジオなど、教材として使えそうなものがすぐに見つかるこの時代!いいですねぇ。最大限に利用しましょう!でもどうやったら効率的にリスニング力が鍛えられるのでしょう?
私の場合、よし!リスニング力を鍛えるぞ!と決心して音声を聞いても、最初はちんぷんかんぷんでした。たまに知っている言葉があると、「わぁ!この単語知ってる」とそれを理解するために止まってしまい、あれあれ、と文章全体が理解できず思考停止。
聞くことをやめたらダメだ!と思っても頭がボーッとして働かなくなってしまうのです。そんなことばかりでリスニング力が上がりませんでした。
そんな私が(無理くり!)リスニング力を鍛えたのは、イタリアでの学生生活でした。学校にはいろんな先生がいて、何人かの先生は、自分のセオリーとぴったり合う教科書がないから(!?)、全て口頭で授業をおこなっていました!
教科書を使わず、2時間話しっぱなしの授業、イタリア人でも難しいのに、私がどうやって同じように理解することができるのか?
そこで先生の授業を録音し、2時間の授業を何日もかけて文字起こしをし、それを元に自分の教科書のようなものを作りました。定期試験ももちろん口頭質問。寝る間もなく文字起こしをする毎日でヘトヘトでしたが、数年後、気がつけばリスニング力がアップしていたのです。
そこで、リスニング力アップには、文字起こしが効果的だと思いました。少なくとも私にとっては効果があったのですが、文章の中にある一つ一つの言葉を拾っていくという作業が大事で、必ずしも聞き取れた文字を紙に書くことではありません(書いた方が目でも確認できて効果アップ!です)
ユーチューブやイタリアのラジオなどから、1分くらい文字起こししてみてください。なんども聞き返して文字起こししていくと、リスニング力が鍛えられると思います。
次回では、リスニング力と同時にアウトプット力を鍛えるシャドーイングについて考えてみたいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。