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Cafetalk Tutor's Column

Tutor Yumi.y 's Column

「早い」と「速い」の違い

Freitag, 19. April 2024, 01:00

対象:中級レベル N3

日本語の漢字の使い方で、悩んだことはありませんか?
例えば、「早い」と「速い」の違い。
今回は、くわしくご説明します!(╹◡╹)

早いは、「朝が早い」「早いうちに手を打つ」など、
ある基準より時間・時期が前である、始まってからあまり時間が経っていないといった意味。

 「諦めるにはまだ早い」「結婚にはまだ早い」など、まだその時刻・時期ではないという意味で用いる。
 

速いは、ある動作を完了するのに要する時間が短い、一定時間に動く距離・働く量が大きい、すみやかであるといった意味で用いる。


「足が速い」と書けば、走る(歩く)スピードが速いという意味になるが、「足が早い」と書けば、あまり時間が経っていないという意味の「早い」なので、食物などが腐りやすい、売れ行きがよいといった意味になる。
 

「速い電車」と書けば、普通電車より到着までの時間が短い、特急などの電車のことで、「早い電車」と書けば、朝早くに出発する電車のことになる。

 

しかし、時間が短いといった意味で、「話が早い」や「回復が早い」など、「早い」を使う場合もある。
 「話が早い」や「回復が早い」は、速度を表しているようにも感じるが、手っ取りばやい、短い時間で済むといった、ある時間よりも前になるという意味なので、「早い」を使う。

 


 長くなりましたが、日本語で書いた文をチェックしてほしい人、本気でレベルアップしたい方は、ぜひ、わたしの授業を受けてください!( ´∀`)

次回をお楽しみに!
 

 

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