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Cafetalk Tutor's Column

Rubrica di Keisuke.H

レールの上は安全なのか?

Dec 13, 2023

今回のコラムは高1・高2生と保護者向け。受験生向けではない。

私は参考書ルートという考えに反対である。
参考書ぐらい自分で選べよ、と思う。

参考書ルート推進の塾に友達がいる。
その友達は、
「参考書ルートとやり方は良い勉強法だと思う。
 ただ、下位層や集中力ややる気がない生徒には難しい」
と言っていた。

私が昔映像授業主体の塾で教えているときは、
上位層は自分で考えて進めるから良いけど、
下位層は学校の定期テストに重点を置くので、
どうしてもテスト前の付け焼き刃になり、
受験前に志望校のランクを下げるか、
実力がつかずに受験で爆死するかどちらかのパターンだった。

「やる気がない、成績が悪い生徒は有名塾に通っても無駄」
と結論を出した。

集団授業はある程度授業内容を理解しないと意味ないし、
参考書ルートは自分で進める気力がなければいつまでも進まない。

やる気がある、成績が良い生徒は余程悪い塾に通わない限り成績が伸びる。
では、そうでない生徒はどういう勉強をするべきなのか?

そこで活躍するのが個別指導やオンライン授業だと思う。
学校の授業がわからないならその穴を埋めれば良い。
学校でわからない所のフォローが最優先だ。
授業がわかるレベルまで底上げしてから問題集を解こう。
そもそも教科書の基本事項を覚えないと始まらない。
教科書がわけわからないのに問題集を解いても実力はつかない。

私がここまで書いてきたのは理想論かもしれない。
アンチ参考書ルートなら代案を出せ、と言われるだろう。
ならばこうだ。

高1数学なら、
「大学入試 ステップアップ数学I基礎」
「大学入試 ステップアップ数学A基礎」
高1化学基礎なら、
「高校化学基礎をひとつひとつわかりやすく」
高2化学なら、
「高校化学をひとつひとつわかりやすく」
などの比較的薄い参考書を講師に教えられながら解く。
1度で全部理解するのは無理だと思うので、
最低でも授業後自力で2回解く。

そんなの無理だ、それは厳しいという生徒。
そんな考えだから成績が上がらないんだ。
たまには泥臭い努力をしろ!

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