みなさんこんにちは。
そろそろ受験生は有機化学の中盤に差し掛かって来るころでしょうか。
理論化学・無機化学と進めてきて、最後に有機化学を学習することになりますが、
高校や予備校の授業は早くて暗記量も多く、覚えきれない内容があると思います。
今までの化学は割と得意な方でも、有機化学に入って躓くかもしれません。
私も、当時は化学担当の先生がかわってしまったため、
有機化学の置換基から授業についていけなくなりました。
「このままでは、定期考査で赤点を取るかもしれない!」
ということで、テスト前の土日にノートと図説を見ながら0から暗記しました。
暗記が終わったら次は問題集を進め、理解と演習を充分にしてからテストに挑みました。
テストは90点を取ることができました。
また、ある生徒に3日かけて有機化学の全範囲を教えたことがあります。
その生徒は次の模試で有機化学はほぼ満点を取ることができました。
このことから、私は有機化学の勉強法で大切なことは、
短期間で全体を把握して、それから演習をすることだと思います。
1つの物質の性質を全部暗記するのではなく、
文字通り有機的に繋げて理解する必要があります。
最初はどうしても知識をインプットすることが多くなります。
しかし、そこで諦めないでください。
最後まで学んでいくと、徐々に関連性がわかってきます。
少しでも、学習のヒントになれば嬉しいですね!