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Cafetalk Tutor's Column

Yuka777 講師のコラム

年越(としこ)しの準備(じゅんび)

2023年12月12日

こんにちは!
カフェトークで日本語を教えています、Yuka777です。

あっという間に今年もあと少し、になってきましたね。

日本ではクリスマスが終わってから、少しずつ年越(としこ)しの準備をします。

※年越(としこ)しとは、12月31日の大晦日(おおみそか)の晩(ばん)から1月1日、元旦(がんたん)・元日(がんじつ)を迎(むか)え、次の年に移ることをいいます。

具体的に年越(としこ)しの準備は何をするかと言うと、

①年賀状(ねんがじょう)を書いて、25日までに郵便局に出す。

年賀状(ねんがじょう)とは、新年を祝う挨拶状(あいさつじょう)のことをいい、郵便はがきやカードを使って送ることが多いです。
「謹賀(きんが)新年(しんねん)」や「賀正(がしょう)」という新年を祝う言葉をそえて、旧年中にお世話になったことに対する感謝をつたえ、新しい年もよろしくお願いします、という意味があります。
友だちや、いつもお世話になっている方はもちろん、遠く離れた親戚(しんせき)やビジネスの相手など、間柄(あいだがら)をとわず、誰にでも送ることができるのが特徴(とくちょう)です。
12月25日までに郵便局に年賀状を出せが、元日(がんじつ)に届きます。

②大掃除(おおそうじ)
大掃除は28日まで

今年1年の汚(よご)れをはらい、きれいにすると、歳(とし)神様がたくさんの利益をもっておりてくると言われています。
12月13日ごろから、28日までには終わらせるのがよいとされています。

③おせち料理の準備

おせち料理とは、もともと節句(せっく)(=季節の変わり目ごと)に作る料理のことですが、最も大事な節句がお正月であるということから、正月料理の定番(ていばん)になったそうです。
最近では、自宅で手作りする家庭も減ってきており、デパートやレストランなどからおせちを取り寄せる家庭もふえています。

④正月飾(かざ)りをかざる

日本では昔から、新年を迎(むか)える前に門松(かどまつ)・しめ飾(かざ)り・鏡餅(かかみもち)を玄関先(げんかんさき)に飾(かざ)るのが一般的で、現在もその伝統が受け継がれています。
正月飾りを飾る時期は、日本の暦(こよみ)での「正月事(しょうがつごと)はじめ」である12月13日以降なら、いつ飾っても問題ありません。現在の日本では、クリスマスの過ぎた26日ごろから、飾り始めるのが一般的になりつつあります。
また、年末の中でも28日は末広(すえひろ)がりの「8」、30日はキリがよい数字として、その日に合わせて正月飾りを飾る過程も多いようです。

⑤年越しそばを食べる

年越しそばは、旧年が終わり新年が始まる「年を越す」時に食べるのが一般的といわれています。
具体的には12月31日の夜、1年をしめくくる大晦日(おおみそか)に食べる風習があります。
また、なぜ、年越しに「そば」を食べるかと言うと、いくつかの説があります。
・細長くて切れやすいので「厄(やく)や苦しみがすぐに切れるように」という願いが込められている
・細長いその形から「健康」「長寿(ちょうじゅ)」などの縁起(えんぎ)が込められている
などです。

以上が、新しい年を迎えるにあたっての、日本での年越しの準備とされています。

皆様もよいお年を迎えられますように。。。
いつもありがとうございます!

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