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Cafetalk Tutor's Column

Tomo.F 講師のコラム

「だるい」の氾濫

2023年12月7日

こんにちは。日本語講師のTomoです。

最近「だるい」という言葉をよく耳にします。本来は「疲れたような、体を動かす気になれない感じだ」という意味ですが、そうではない場面でよく使われています。
私の子供たちも口癖のように使っています。

①「今日は月曜日か。学校行くのだるいなー」・・・これは、いいでしょう。休み明けの月曜日、私も仕事に行くのがだるいこともあります。

②「にんじん食べなきゃだめ?だるー」・・・これは、おかしいでしょう。食べるのがだるいなんて、相当体の調子が悪いときですよ。

③「このスマホだるっ!」・・・これは、もはや意味不明です。



子共たちがあまりにも「だるい」を使いすぎるので、「だるい禁止!ほかの言葉に言い換えてみて」と言ってみたところ、二人とも言葉が出てこない!なんということでしょう。いつから「だるい」は、こんな多くの感情や状態を表す言葉になったのでしょうか。

「やばい」が広く浸透したように、「だるい」もこのまま多くの意味を持って広がっていくでしょうか。そうだとしたら、日本語学習者のみなさんにとっては混乱を招いて困りますか。それとも、なんでも「だるい」で済ますことができて便利ですか?































































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