↑「これ、ブルーベリーの花じゃない!何かおかしいとは思っていたけど…やっぱりか…orz」
皆さま、こんにちは。イスタンブール在住のSuzukiです。
どうにも私はブルーベリーの栽培に縁がないらしいです。約14年の長き年月に渡る私とブルーベリーとの因縁を振り返りつつ、心にうつりゆくよしなしごとを久々につぶやいております。
事の起こりは14年ほど前、広いテラス付きの今の家に住み始めた時にさかのぼります。
目の健康のためにもブルーベリーを食べたい!しかし、トルコでブルーベリーの果実・ジャムを全く見かけない。
「そうだ、テラスで育てよう!」
「そうだ、テラスで育てよう!」
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市場で植木屋のおっちゃんに聞く。するとブルーベリーの木があると言うではないか!その場で購入。
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「今年は咲くかな?」「来年こそ咲くかな?」「…桃栗三年柿八年って言うし、きっとブルーベリーも時間がかかるんだろう」
黙々と水やり続けること、実に8年。
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この頃、ようやくスマホを持つようになる。
それまではガラケーでした。そもそも私がトルコに移住する数年前に携帯電話が普及し始めたばかり。それまでは外出中に友人との連絡を取りたかったら公衆電話か駅の伝言板(昨今の若者は知らないだろうなあ…昭和だよ)調べ物には図書館か家や職場のパソコンからインターネット。
し・か・し、スマホを手に入れた今、思いたったその場でインターネットで知らべ物ができる!なんて素晴らしい!図書館まで行って片っ端から図鑑を調べる必要もなく、「家に帰ったらパソコンで調べよう」と思いながら、そのまま調べ忘れることもなく、気になったらその場で検索。Googleすごい!
と言うことで、今更ながらに「ブルーベリー」について調べることに。すると・・・
『ブルーベリーは紅葉する』…うちのは常緑樹だよな?
『2年目から収穫できる』…8年間、つぼみすら見たことないが?
…そもそも葉の形からして、すでに違うよな?
結論「これ、ブルーベリーじゃない!!!」8年待っても花すら咲かない、ただの名もなき灌木でした。
『2年目から収穫できる』…8年間、つぼみすら見たことないが?
…そもそも葉の形からして、すでに違うよな?
結論「これ、ブルーベリーじゃない!!!」8年待っても花すら咲かない、ただの名もなき灌木でした。
…私の8年は何だったんだorz…なんでもっと早く調べなかったんだろう?気づくの遅すぎでしょ、私!?
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4年ほど経過
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ふと「苗木もオンラインショッピングできるのでは?」と気づく。…いや、だから、気づくの遅すぎでしょ、私!?
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オンラインショップで「ブルーベリー(デューク)」と「ブルーベリー(チャンドラー)」を買い物かごへポチっとする。
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「お~、写真のブルーベリーの葉っぱと同じだ~♪今度こそブルーベリーだ~♪♪…でも、どっちも同じ木に見えるよ。いや、ちゃんと「デューク」「チャンドラー」ってラベルもついてるし、うん、どっちもブルーベリーだしね?」
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「…このつぼみ…なんか、ブルーベリーと違う…2本とも違う」
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「これ、ブルーベリーの花じゃない。…かわいい花なのは認めるけどさ?2本ともブルーベリーじゃないじゃん!!!」←イマココ。
どうやら、この花(一番最初の写真)は「銀梅花」もしくは「マートル」というハーブだそうです。ブルーベリーに似た実ができますが、そのままではまずいのでジャムや果実酒にするそうです。
葉も花も実も食べられ、ハーブティーやスパイスとして肉料理に使えるそうです。…名もなき灌木よりはマシかぁ…花もかわいいし。
そんなこんなで14年。気づけばトルコでも近くのスーパーでブルーベリーの果実が普通に売られるようになりました。
でも「テラスで子供達と摘みたてブルーベリーを食べる」という夢をなかなか諦められません。
友人とチャイ(お茶)をすすりながら「もうトルコの植木屋は信用できない(怒)いっそのことブルーベリーの種さえ手に入れば、自分で種から育てるのに~」とぼやいたら、友人がきょとんとして「…種、あるじゃん」「…どこに?」「いや、ふつ~にブルーベリー食べる時に中に入っているじゃん」
「・・・・・ほんとだ。あった。」
種、まきます。
「二度あることは三度ある」になるのか「三度目の正直」になるのか・・・今度は何年がかりの闘いになるのでしょう?
「二度あることは三度ある」になるのか「三度目の正直」になるのか・・・今度は何年がかりの闘いになるのでしょう?
ふっ、負けませんよ?私の生徒さん達も部活に勉強に頑張ってます。私だって頑張ります。あきらめません。まだまだ負けませんよ?
ちなみに、例の名もなき灌木は今でもただの灌木です。一年中ただただ青く花も咲きません;
ちなみに、例の名もなき灌木は今でもただの灌木です。一年中ただただ青く花も咲きません;