いつもの生活に世界のスパイスを。

Cafetalk Tutor's Column

ARI T. 講師のコラム

パスタの話2:これもpasta。言葉の本来の意味を知れば納得。

今週のテーマ: 健康的な食生活を送るコツ

2023年6月25日

どうも!
イタリア語ペラペラ応援団団長ARI T.です!


パスタ
と言われたら、
多くの人が思い浮かべるのがこれですよね。

もちろんこれもpasta.


でも、サムネイル写真もpastaです!

イタリアのbarに行くと、

写真のような甘いパンが
たくさん並んでいます♪
個々の名前がある場合は、
固有名詞が書かれたタグがありますが、
「ここら辺のは
 全部同じ値段でいいや」
という場合は
”paste” pastaの複数形
というタグが立ててあります。


そもそもpastaというのは、
「粉を練ったもの」全般を指す言葉。
だから
spaghettiなどの所謂パスタも、
こういう甘いパンも
pastaなんです。


文字をよ〜く見てみて、
勘が良い方はお気づきかと思いますが、
「ペースト」の語源です。
だからペースト状のものの多くを、
イタリア語では
pastaと言うのは、
ごくごく当たり前。

歯磨き粉も
pasta
ジェノヴェーゼソースもpasta
アンチョビペーストもpasta
調理途中段階のネリネリしたものも
pasta




言葉の本来の意味を知ると、
理解度が深まります。
ちなみに、
今日書いたことは辞書を引けば、
ぜ〜んぶ描いてあります。
多分。
だから辞書の熟読が大事!
なはず。

表面的な表現や、
小手先のテクニック。
否定はしません。
ARI T.も英語ではそういうものを求めていました。
でももしもちゃんと話せるようになりたいなら、
やっぱり根本的な実力をつけるのが大事。
そして1番の近道です♪

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