みなさん、こんにちは!
今日は晴れて、青空が広がっています。とても気持ちが良いです。
10月といえば、ハロウィンですね♪
でも実は、私はあまりハロウィンに馴染(なじ)みがありません。
仮装(かそう)をしたことも、一度もありません。
10年くらい前のことです。
ハロウィンの日の夕方、私は仕事で渋谷に向かいました。
渋谷駅から歩いて10分のところに行かなければなりませんでした。
ところが、です!
渋谷駅の改札の外は、若い人たちで大混雑(だいこんざつ)!
みんな色んな衣装を着て、興奮状態(こうふん・じょうたい)で騒いでいます。
スクランブル交差点も、仮装(かそう)をした人たちでいっぱいで、なかなか歩けません。
渋谷の街なかにいる人の9割以上が、仮装をしているので
仮装をしていないビジネススーツ姿の自分が、かえって目立ちます。
(※かえって=ぎゃくに)
人混みを泳ぐようにしてかきわけ、
20分以上かけて、なんとか客先へ足を運びました。
(※なんとか=どうにか、やっとの思いで)
用事(ようじ)が終わって、また仮装した人混みをかきわけ、ようやく電車に乗り込みました。
渋谷から離れていく電車は、ガラガラに空いています。
ふと、となりに丸刈(まるが)りで学(がく)ランを来た男性が
座っていることに気がつきました。
それを見た私は「この人は、なんの仮装をしているんだろう…?」
と怪訝に思いました。
その男性は、派手に着飾ることもなく、静かに座っているからです。
3,4秒ほどして、すぐにそれが「学校から帰る普通(ふつう)の高校生」だと気がつきました。
仮装した人たちをたくさん見たので、高校生のことも仮装した人だと勘違(かんちが)いしたのです。