みなさん、こんにちは!日本語TutorのLisaHAYASHIです。
夏の疲れが出やすい時期、体調を崩していませんか。
体調を崩すと、気持ちも沈みやすくなりますね。
昔、体調がとても悪くなったことがあります。
思うように動けない日々が続いて、気持ちまでとても暗くなりました。
誰かと話したりするのもイヤ、出かけるのもイヤ。
そんな私を助けてくれたのが、落語(らくご)でした。
落語というのは、日本の明治時代に広まった演芸(えんげい)です。
噺家(はなしか)さんと呼ばれる演者が、ひとりで何人もの役をやって話をします。
話の最後には、必ず「落ち」と呼ばれるおどろくような展開があります。
また、昔話のようなものから、現代を舞台にしたものまで、いろいろあります。
とくに創作落語と呼ばれる、噺家さんが自分で作ったものは、
時事ネタが盛り込まれていてリアルでとても面白いです。
出張が続き、過労になっていたとき、飛行機の中である噺家さんの創作落語を聞きました。
飛行機の機内プログラムに、落語を聞かせてくれるものがあったんです。
眠れないほど疲れていたのですが、落語を聞いて涙が出るほど笑いました。
飛行機の中ですから、必死になって声を押し殺したのですが
それでも時々「ぶっ」と噴き出してしまいました。
落語を聞き終えて飛行機を降りるとき、とても身体が軽くなっていたのを覚えています。
人は、腹の底から笑うと元気になれるんだなぁ、と思ったできごとでした。
機会があったら、日本語の落語(らくご)を聞いてみてくださいね!