硬筆準1級とTOEICに向けて日々勉強しながら講師活動をしております。(>_<)
さて、ここでは自分の硬筆の考え方を書きます。
実際、わたしは誰かに教えてもらったわけでもなく、お手本を見ながら何枚も書いて覚えたわけではありません。(*_*;
わたしはいろんなペン字や硬筆のテキストを読み漁り、いろんな書道家のYouTubeを見ながら、書き方を覚えて何百枚と書いてきました。
そしたら、自分なりの解釈で、書き方のルールを作りました。(まあ、イレギュラーな書き方もあります。)
そこで、わたしがここで言いたいのは、硬筆は数学みたいなものということです。( *´艸`)
硬筆にはいろんな書き方のルールが存在していて、「ここではこのルールが適応されるから、この点画は大きく書いたほうがいい。」ということになります。
ここでは「楽」を例に挙げます。
このように2つの書き方があります。大人っぽく書くなら右の方がいいです。('ω')ノ
ここでは「右払い」と「一」が重要になります。
書き方のルールでこの二つは大きく書くというルールがあります。
特に「右払い」が優先されますので、左の方は「右払い」を大きく、「一」を短く書いています。
しかし、右のように「右払い」が書かれなくなれば、「『一』を大きく書く」というルールが適応されるため、「一」が大きく書かれます。
こういうことから、私は硬筆は数学みたいなものだと考えています。
「漢字」を「数学の問題」と称し、「書き方のルール」を「数学の公式」と称します。
数学の問題(漢字)を解くために、公式(書き方のルール)を適応させていき、この公式では解けなくなったら別の公式を使って問題を解いていく。まさしく硬筆書写をするときと同じだと考えています。
書道会や書道教室だと、お手本をみながら何枚も書いていき、書き方を覚えていくものですが、わたしが受けた硬筆書写技能検定ではお手本みたいなものはありません!もちろん、実生活で文字を書く際にもお手本などはありません!
なので、実際に硬筆のルールをいくつも覚えて、そのルールを使って書く練習を何百枚も書いて、覚えました!
多分、このような書き方は実用向きかなと思っております。
といっても、わたし自身も今はとある書道会に入会してますので、上に書いたことがすべてだとは思っておりません。
わたしの考えがすべてというわけではないのですが、硬筆に向き合っていたら、自然とそういう考えが出てくるので、みなさんにとって硬筆とはどういうことか考えてみてもいいかもしれません。