こんにちは、日本語TutorのLisa HAYASHIです。
8月も中旬になりました。
まだまだ暑い日が、続いていますね。
さて、今日は夏のオノマトペのなかから、
蝉(せみ)の鳴き声についてお話ししてみたいと思います。
日本の夏の音、といえば欠かせないのが、蝉の鳴き声です。
蝉が鳴き始めると「ああ、夏が始まったなぁ」と思います。
私の住む地域で、よく鳴き声を耳にするのはこちらの5種類!
それぞれの鳴き声は、私にはこんな風に聴こえます。
①クマゼミ :シャワシャワシャワシャワ~
②アブラゼミ :ジージー
③ミンミンゼミ :ミーンミンミンミン…
④ツクツクボウシ :ツクツクボウシ、ツクツクボウシ
⑤ヒグラシ :カナカナカナカナ…
①、②は、夏の始まりによく耳にします。
夏が始まったなぁ!と実感するのが、この2種類です。
8月になって、夏まっさかり!という頃になると
③の「ミーンミンミンミンミン…」が聴こえてきます。
子どもの頃の夏休みを思い出します。
④のツクツクボウシは、特徴的な鳴き声なので、すぐに気がつきます。
途中で「オギオース、オギオース」と変化するが面白いです。
⑤のヒグラシは、早朝や夕方の涼しい時間によく鳴いています。
夕方、ヒグラシの「カナカナ…」が聴こえてくると、少しだけ淋しい気持ちになります。
身近な虫の鳴き声、あなたはどういう風に聴こえますか。
ところで、私は虫がとても苦手です。
鳴き声が面白い蝉も、私はさわることはできません。
でも、一度だけ見た、羽化(うか)したばかりの蝉はとても美しいかったです。