日本語講師をしている方は、みなさん、本当に人がお好きだし、コミュニケーションがお上手だし、努力家な方が多いと思います。
では、自分にとって「講師」とは?
片手では数えきれないくらい、いろいろあります。
もちろん、学習者の方の「わかった!」という笑顔は大好物ですが、
以前書くことを仕事にしていた時から、情報をお伝えすること、情報を引き出すことが好きなのです。
だから、日本語を教えることを通じて、日本の文化、習慣なんかを伝えることも多いし、
学習者の方の中にあるものを引き出して、授業を進めることが多いように思います。
そして「おもしろい!」「なるほど!」と言われるのが、私のやりがいにつながっているように
感じます。
また、学習者の方が、「日本語を使ってご自分の夢を実現する」ことのお手伝いが好きなのです。
今までも、希望の大学、大学院へ進学、JLPTに合格して就職できた、などで、少しでも私でお役にたてていたかなあ。
そして今日! たまたま車の点検に行ったところ、担当してくれたのが元ベトナム人学生。
お互いに、マスク越しに
「あれ?」
「あれ?もしかして・・!?」
から始まり、以前では考えられないような、流ちょうな日本語でいろいろと説明してくれるでは
ありませんか!
出会った頃はN3ギリギリ合格できるかどうか、だったのに、がんばってがんばってN2に合格して、
がんばってがんばって日本人と同様に国家試験に合格して、日本の会社に就職して、今ではきちんと
接客もしている。夢がかなってよかったね!!
そして、その姿を見せてくれて、本当に「感謝」です。
「日本語講師になってよかった!」
改めて思った瞬間でした。