日本語講師をしています Yuka777(ゆか)です。
みなさんは、雰囲気(ふんいき)という日本語を言う時、「ふんいき」と正しく発音できますか?
「雰囲気」の読み方は、漢字を見るとわかるとおり、本来は「ふん・い・き」と読むものですが、テレビ
に出てくる人の発言や、街中の若い人の会話を聞いていると、「ふい・ん・き」と言う人が少なからずいるよう
です。
調べてみると、「ふんいき」が「ふいんき」と言われるようになるような変化を言語学の世界では、
「音位転換(おんいてんかん)」などと言います。
同じものには、もともと、「(新しい)あらた・しい」が「あたら・しい」に、「舌鼓(した・つづみ)」が
「した・づつみ」として使われています。
以上の言葉は、今では私たちは音位転換(おんいてんかん)されている言葉の方に親しみがありますね。
小さい子供が「お・くすり」を「お・すくり」、「とう・もろ・こし」を「とう・もこ・ろし」などと
言い間違えることも、音位転換(おんいてんかん)の一種と言えるそうです。
そういえば、私もとっさに「餃子(ぎょうざ)の王将(おうしょう)」「おうざ・の・ぎょうしょう」と
間違えて言ってしまうことがあります。(笑)
他にも、「居心地(いご・こち)」を「いこ・ごち」と言い間違えてしまいます。
「あれ?どっちだったかな?」と、うっかり発音を間違えることがあります。
先日、新聞の社説(しゃせつ ※1)に「雰囲気(ふん・い・ き)※2」を「ふい ・ん・ き」と言っている
のは、若者ばかりではないと書いてありました。
世論調査(よろんちょうさ※3)で「雰囲気」の読み方をたずねたところ、「ふいんき」と回答した人が
最も多かった年代は、40代で、約2割に達していました。
「ふいんき」の方が言いやすかったり、本人は「ふんいき」と言っているつもりでも、聞いている人には
「ふいんき」に聞こえてしまったりすることによって、転位が進んできたのだと言われています。
発音が簡単なだけに、間違えることもたくさんあるってことですね!
※1 ニュースとは違い、新聞社や筆者の意見が楽しみながら書かれた文章のこと。
※2 その場所や、そこにいる人たちが自然に作り出している、ある感じ、気分のこと
※3 ある社会集団のについて世の中の動き明らかにする目的で行われる社会調査、またはその方法。
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