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Cafetalk Tutor's Column

Takayo 講師的專欄

リア充、実は『質素堅実』Simple and solid is my Motto.

每週主題: My personal Motto

2021年5月25日 | 2 評論

『素敵なお暮しですね。』
『憧れます。』
『広いお庭ですね。』
『車何台持っているんですか。』

と定期的に配信しているインスタグラムで頂くお言葉です。

 しかし


配信当初からフォローして下さっている方や

配信の
24時間後には消えてしまうストーリーズに毎日数百人の方が遊びに来て下さる方

からはもうお気づきな事。


それは、

我が家は質素倹約であり『質素堅実』でもある家!

 

ドイツ人に多い『質素堅実』。

 

たまたま、私の実家の父も戦時中に生まれ『贅沢は敵だ!』と、

家族にも慎ましく、と教えられて育ちましたので、

違和感なくこの暮らしを
始められました


でも、ドイツでの生活はもっと進化していました。

 

さて、その『質素堅実』がモットーの我が家

実際にはどんな暮らしぶりなのか、を今日は書きたいと思います。

 

 

毎回、コラムをお読み下さりありがとうございます

お陰様で、毎週人気コラムの1を頂いております。

本当に感謝です。

 

申し遅れました、私はドイツ在住美書家のTakayoと申します。

書の歴は6歳から。

書の講師としては
11年目、カフェトークではまだまだピヨピヨの新米講師です。

どうぞ宜しくお願い致します。

 

目次

1.ドイツの粗食

2.時は金なり

3.自己投資を惜しまない

4.いいものを末永く愛する

 

 


  

ドイツの粗食

ドイツでは

朝食を皇帝の様に【
wie ein Kaiser

昼食を王様の様に【
wie ein König

夕食を乞食の様に【
wie ein Bettelmann】といわれています。


しかし、多くのドイツ人家庭は夕食だけでなく、朝も粗食です。

朝と夕食が調理をしない黒パンにハムかチーズという、

ドイツ語圏ではこのような冷たいお食事の事を【
kaltes Essen】と言います。


家族がゆっくりできる日曜日は

卵料理と焼きたてのパン、フルーツにサラダ、記念日にはスパークリングワイン【
Sekt】を出して、

ゆっくり朝食を戴きます。



いつかのコラムにも書きましたが、子どもたちは給食がありません

↓↓↓↓↓

やばっ、ドイツの教育!! Amazing German education!!

https://cafetalk.com/dashboard/tutor/promotion/column/edit/?lang=ja&id=202018

 

遅めのお昼を家で食べますので、お昼に温かい料理を用意します。

外に働きに出ている夫には多めに作って夜に温めて、夕食に食べています。



火やお鍋を使うことは昼食時だけです。

電気代も食器を洗う水道代も一日に一回だけなのは節約になります。



そして、夜は食事の片づけに時間を取られることがなく、くつろぐ時間に回せます。


 

また、毎日のように豪華なお食事をしませんので、

その落差があり、記念日や行事ごとの際はお食事もひとしおです。

ある週末のランチメニューも初回のコラムで書かせて頂きました。

↓↓↓↓↓

現代のドイツもこいつも皇帝料理

https://cafetalk.com/dashboard/tutor/promotion/column/edit/?lang=ja&id=199428

 

 

 

 

時は金なり

夫の仕事の関係で日本で住んでいた頃。

東京目黒で有名な『目黒のさんま祭
があり、


サンマが無料で配られるというのでどんなものか、と出かけました。

目黒駅周辺は歩行者天国になり、バスで向かった私たちは一つ手前で下車。

バスを降りた瞬間から、あの何ともいえない焼き魚の香りと、爽やかな酸っぱいすだちの香りは、

まるで町全体がおふくろの味で包まれているかの様です。

『さ、どこでサンマを焼いて配っているのでしょうね。』

とキョロキョロ見回すと、

なんと、それは

想像もしない長蛇の列!

ディズニーランドの人気アトラクション並みの列をなしているではありませんか?!


人生の半分以上を海外で暮らしていても根は日本人の私

何も考えず

『気長に待ちましょう。』

[2時間待ち]と記載されたプラカードの横に並び始めました。

その当時、まだ娘が小さかったので、申し訳なさそうに夫は娘が乗るバギーを引いて、

サンマを焼く様子を見に行きました。



しばらくして、戻ってきた夫は

『すぐそこに1,000
円で食べられるサンマの定食屋さんがあるから、そこで食べよう。』

と提案がありました。

『待つ時間と同じ位、僕らが働いたら何尾のサンマを食べらると思う?』

と不意を食らう問いに、少しの間を置き

『そういうことか!』

と納得し、私たちは定食屋さんに行くことにしました。

同じことを考えているのでしょうか。

数組のお客さんもサンマを頬張りながらつついています。


2時間以上待って、路肩に座って食べるということもなく、

私たちは
1時間で空いている定食屋さんでゆっくりサンマを頂き、

その後もゆっくりと子供が喜びそうなイベントにも参加することができました。

時は金なり。

 

いいものを末永く愛する

セールだからと云って、あれもこれもと安物買いの銭失いをしない我が家。

実は家も車も、それに洗濯機などの電化製品も全て我が家は

減価償却資産を把握しています。


減価償却資産とは、購入後に年々下がる不動産やその商品価値のことです。

ただ、物によっては年季があるものには商品価値が上がっていくものもあります。

例えば、クラシックカーです。

時計もそうかもしれません。

そのように、もし不動産や商品を手放した場合の価値も購入時に考慮し、

そして手元にあるものを大事に使うことを意識しています。


極端な話、

壊れやすいものを頻繁に買い替えるよりも、

丈夫で愛着を湧きそうななものと一生付き合う覚悟で

物を我が家に迎え入れています。

 

自己投資を惜しまない

自分に掛ける時間も金額も惜しみません

そして、時にはその見返りを計算することはビジネス上ではありますが、

大抵は自分に戻ってくることを知っています。


冒頭にも書きましたが、

私は
6歳から習字教室に通い、

そして今日も日本の先生にお稽古をついて頂き、

通信で書道を励んでおります。


40年近くの御月謝と時間を計算すると非現実的なレッスン料で

カフェトークに提供しなくてはなりません。


今までの時間も今の時間も全て自己投資だと思っています。

書のレッスンで元を取ることはできていないですが、

他の面で充分に恩恵を得ています。

それは人との出逢いだったり、

教える上での人間形成だったりします。

今までの人生で

ふとしたご縁で人生の転機があったこともありますので、

私はそれで充分だと思っています。

 

いかがでしたでしょうか。

 

『質素倹約』だと、『ケチ』とか『節約』とかネガティブなイメージがあったかと思います。


全くそうではなく、

心にも余裕ができ、

そして将来も安泰を見越して、

家族や自分のための時間とお金との付き合い方で豊かな日々送れる

質素堅実


インスタグラムでは、私の生活が豪華絢爛に見えるように配信していません。

物質的な世界ではない、目に見えない有意義なひと時は誰にでも持っているものです。


私のインスタグラムはまだまだ小さなアカウントですが

フォロワーさんととても仲の良い高インゲージメント数(高インプレッション数)です。

遊びに来ていただけましたら、嬉しいです♡
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