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柴犬「しばけん」? ルーツは? 

Суббота, 24 Апрель 2021 r. 00:47

読み方は しばけん、と信じて疑わなかった私ですが。

ここのところ、しばいぬ、のふりがなが目につくようになりました。

え~なにそれ。間違った読み方が定着しちゃったんじゃないの?
と思って調べてみたところ…

正しくは、「しばいぬ」。

柴犬は1936年に国の天然記念物に指定されました。
文化庁の国指定文化財等データベースでは、「しばいぬ」と表記されていました。
ちなみに、American kennel Club でも Shiba Inu との表記でした。

では、しばけん、と読み方はなんで定着したのでしょう。
紀州犬、秋田犬、土佐犬など、「けん」と呼ぶことがおおいので、
「しばけん」という読み方が定着したのかもしれません。

私の印象だと、年齢層上の方が「しばけん」と言っていることが多いような気がします。

近年、海外でも人気の柴犬。
Shiba-Inuという読み方が逆輸入されてきたのでしょうか。 

大昔からいるような感覚にとらわれますが、柴犬 という犬種が生み出されてから、
まだ100年たっていないそうです。

柴犬とは、国の天然記念物に指定されている小型の日本犬のこと。

秋田犬や紀州犬も同じく国の天然記念物に指定されていますが、
柴犬にはそのような地域性のしばりがありません。
日本古来の種で、サイズが小型な犬のことを指します。

柴犬には、地域ごとに主な系統として3系統あり、「山陰柴」「信州柴」「美濃柴」など、
地域ごとに固有の呼び名で発展してきた時期もありました。

現在の柴犬の祖犬は、山陰柴の、石州犬「石」だそうです。
(山陰柴には因幡犬、石州犬の2つの系統があります。)

「石」は愛犬家に見いだされ、島根から東京に行き、
何世代かのちに生まれた「中」が現在の柴犬の発展の
基礎となっていったそうです。

(参考:公益社団法人 日本犬保存会HP)

犬種を保存しようとする愛犬家の努力に心を打たれます…

※ ちなみに、柴犬のご先祖の山陰柴ですが、
山陰柴犬育成会HPを見ると、1994年には100頭くらいに減ってしまいましたが、
愛犬家たちの地道な努力によって、2016年には、全国で
400頭くらいまでは増えてきたそうです。
(令和の資料がなくて、最新の数がわかりません(^-^; すみません。)










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