インドヨガ留学についてどんなことが分かる記事なの?
このコラムでは、自己紹介も兼ねて「私が皆さんにレッスンを通してどんなことをお伝えできるのか?」「みなさんの人生をより豊かに自分らしく過ごすために、どんなヒントになるのかな?」といったコラムになれば幸いです。
遡ること2年前・・
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私は25歳の夏、2019年の7月〜8月にかけて45日間インドへRYT200の資格を取りにヨガ留学にいっていました。
他の記事より少々長めです。
その時の記録、当時感じたこと気づいたこと、やったことをほんの一部の大まかなとこだけ抜き出してご紹介する記事です。
4年制の大学を卒業してから22歳〜25歳の間に起きた出来事なので、
・物理的・精神的に日常生活から離れてヨガ留学やリトリートに行ってみたい
・RYT200の資格をどこで取ろうか迷っている
・インドのヨガ留学が気になるけど治安や国の文化などで不安がある
・何かチャレンジをしてみたい、自分変えるきっかけが欲しい
・どんな目的や意図を持って就職先ややりたい仕事を決めればいいか迷っている
・社会人生活を送っている中で、今後自分が何をやりたいのか分からなくて困っている
こんな方々にとって気づきのヒントとなる記事になります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
インドへヨガ留学に行こうと思った経緯
オリッサ州 プリーの海辺
正直なところ、当時なぜ安定していた生活を手放してまで旅立ったか?については「自分の気持ちやフィーリングに従っていたらいつの間にか動いてた」みたいな所があるので、正直なところ目的の部分は後付けです(笑)整理すると目的は大きく3つありました。
- ヨガリトリートも兼ねた環境で自分自身のエネルギーを満タン!にして、日本に帰った時にパワーアップしてること
- ヨガを通して生き方・考え方・自分の体に対して「これが心地良いな」と思う気付き方を自分の中で落とし込めて、それを分かりやすく人にも伝えられるようになること
- とにかくインドのカオス感を味わってみたかった(笑)
こんな思いを込めてインドに渡りました。
私がプリーのヨガ留学に参加した時期は2019年7月のタームで、45日間のプログラムに参加して全米ヨガアライアンスRYT200を取るというもの。
実はちょっと大げさかもしれませんが、この時期は私にとって人生の転換期でもありました。
ここから経緯について書きますが、これからインド生活を過ごす中での気づきや感じることに大きく影響していたりと、割と重要なポイントではあるので目を通しておいてください。
4年制の大学を出て普通に就職して会社員
それまでどんなことをしていたかというと、おそらく世間から見ると「普通」に大学を卒業して、3年間正社員で働いていた女の子でした。(女の子っていう年齢なのか置いといてww)
業種が「投資用不動産会社の営業職」だったので、もしかしたら少し特殊というか、大変そうとか、よく分からない?と感じる方もいるかもしれません。
どんな仕事の流れなのか、簡単にいうと
①新規の個人or法人のお客様に電話や資料を使い、アポイントメントを取ったり電話で話しながら提案
②直接お客様とお会いしてヒアリング+自社商品のご紹介、提案(いわゆる交渉)
③無事契約となれば、自分がそのお客様の担当者となり、その後のアフターフォローも行う
といったものでした。
社内の体制はグループ制なので、上司と一緒に交渉に同行していただいたりしながら一人前になるために仕事を覚えていくという日々です。
ここだけの話、不動産業界には興味なくて営業をやってみたかった
正直私にとって不動産業界は「全く興味ない分野」かつ「むしろ苦手な分野」の業種でした。
事実、面接の時に
「何で不動産業界選んだの?厳しい世界だけど大丈夫?」
と強面な(失礼w)役員の方に聞かれた時
「今まで興味がなかったからこそ学びたいと思ったからです。なので覚悟はしてます。」
と、今思うととんでもなく生意気な返答をしたくらいですので・・・(汗)
もし今の自分がそこにいたら、冷や汗ものです(笑)
補足すると営業職には興味あったけど、その業界には全然興味なかったよということです。
実は大学は情報系の理系だったので、IT系のエンジニアの職種に行く選択肢もあったのですが、何故か無性に惹かれて直感に従って入社したという記憶があります。
今思うとぬくぬく実家から出たこともなく、中学生から大学まで温室育ちだった私は無意識に安定を求めていたのではなく、これから自分の人生を送るのに挑戦になること、いわゆる気合いと根性(鍛錬??)を培う基礎を作りたかったという気持ちがあったのかなあと感じています。
あと、当時思っていたことで覚えているのは、業種に関わらず「営業力」というものは何をするにも必要になってくるのではないか?だからやりたいな。と思っていた記憶はあります。
気合いを入れて3年間過ごして残ったもの
そんなこんなでへっぽこ世間知らずな小娘が新入社員から3年間を過ごし、かなりハードに自分を追い込む日々を過ごしたお陰で、終えた時には
「お金で買えない経験として色々とかなり鍛えられ自信がついた代わりに、心身のエネルギーを使い切った感」
が残りました。この3年間の詳細はとてもひと言では言い表せないので、ここでは割愛します。
とにかくそういった経緯を経た後にどういう状態でインドに渡ったのかというと
「これからやりたいことが明確にあって情熱はあるんだけど、充電が切れちゃってるよ〜〜^^;」
こんな状態でインドに渡りました。まさに「戦場からやっとこさ帰還した負傷兵」みたいなイメージです(笑)
ぬくぬく温室育ちの小娘にとっては、ちょっとした荒療治だったかもしれません。
この時点では自分がインドにいる間、そして日本に帰る時にどうなっているのか全く予想していなかったです。
ヨガやリトリートの概念が吹っ飛ぶインドのカオスぶりに圧倒される
3歩あるけば牛に当たります日本にいる時からある程度は慎重にインドの文化や宗教、治安面、気候について調べていた私ですが、インド到着3日目ですでにツッコミ所満載のパラダイスです。
「待って、本当に野生の牛道路歩いてるやん」
「むしろ、白馬も歩いてるやん」
「すげークラクション鳴らすやん」
「インド人、人の話聞かなすぎ(笑)」
「電気不安定すぎる(笑)」
「めっちゃ暑いんだけど、なんでみんな平気な顔してるの・・(現地の人達)」
・・・etc
ツッコミ所が多すぎてもはやいちいち覚えていられません(笑)
とにかく同じ地球上にいるはずなのに、日本にいる時の常識はほとんど通じません!!
ライフラインと言われる水や電気がとにかく当てにならないのです。日本のインフラが神がかっていることに気づきます。交通機関、外に出て食事をするにもインド人とちょっと話すだけで、価値観や行動傾向、何もかもがいちいち異なりますので、頭であれこれ処理しきれません。
初めの頃は毎日、一瞬一瞬が驚きの日々を過ごしていました。
私は割とその驚きに動揺しつつも楽しめることができたのが幸いだったかな〜と思います。
なので、そこまでイライラしたりするようなストレスは感じなかったです。
体はインドの気候にすぐ適応できず
屋上からの町の風景はい、しっかりとインドの洗礼を受けました^^;
到着して3日目、ヨガのプログラムも始まりかけた頃に高熱→下痢で動けなくなります。
よく インドの水がどうのとか衛生的にどうのとか言われますが、私が感じたのはそこが原因というより湿度や気温等の気候の違いだったり、長時間のフライトによる疲れだったり、新しい環境での生活に対する緊張感だったり、そういった負担によって体調を崩した感覚でした。
しかも体調の崩し方が特殊なんですよね(笑)
熱が下がったなあと思ったら、また夜になると上がってきたり。
それを何回か繰り返しました。
食事も、ポカリとバナナしか食べられませんでした。
下痢はお腹が痛くて悶絶〜〜!というわけではなく、いきなり便意が襲ってきて、ただひたすら水便が出るのが数日続く・・・みたいな。(汚くてすみません)
同じヨガメンバーも次々と倒れていき、その期間は会話の端々に下痢ワードが飛び交います。
体調を崩すとメンタルもやられるという悪循環
何よりも辛いのは、体調不良になるとメンタルまでやられるのが辛かったですね〜〜。
日本にいる時と環境が違う中、自分の体が思うようにならいことから不安と心細さが襲ってきます。
熱にうなされながら
「私はこのままインドで死ぬかもしれない・・・」
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大袈裟な、と思いますが本当にそう思います(笑)
すごいネガティブな思考になってしまいます。この時、優しいスタッフの方や同じヨガメンバーが声をかけてくれたり、食事を調達(バナナ)していただけたことが本当に救いでした。
この場を借りて、本当にありがとうございます!!
早くヨガをしたい気持ちを抑えて、丸5日間くらいしっかりと休んだら治りました。
きっとこの時に自分の体の声を無視して無理していたら、もっと長引いていたかもな〜と思います。
リトリート環境に身を置くということは、最初は慣れない環境に身を置くストレスも兼ねることになります。普段以上に体のサインは出やすくなるので、自然と気付きの回数も増えていきます。「45日間のプログラムで学べること」
・・より続きはVol.2〜にてお伝えしていきます。
お楽しみに♡