このコラムのテーマ
これまでのコラムで名詞と動詞について解説しました。その知識をもとに、今日と明日はそれぞれ形容詞と副詞について解説してみようと思います。形容詞は名詞との関係が深いので、名詞のことを思い出しながら読んでみてください。形容詞
形容詞はざっくりとは次のように定義できます。- 例文のように人・物の性質や状態を表す。名詞を修飾できる。
動詞の時と同様ですが、あまり文法書の定義にこだわるより、例文を通して形容詞がどのようなものかを理解してみてください。ちなみに“名詞を修飾する”とは、“名詞に説明を加える”といった意味です。
早速形容詞の例を見てみましょう。
- He is tall.(彼は背が高い。)
- I am happy.(私は幸せです。)
- I saw a blue bird.(私は青い鳥を見ました。)
- This town has a very big mountain.(この町にはとても大きな山があります。)
斜体部分が形容詞です。“彼の背が高い”という彼の性質を表したり、どんな鳥?青い鳥、といったように、鳥に説明が加えられていますね。上2つの例文のようにbe動詞と一緒に使うこともありますし、下2つの例文のように名詞を修飾する場合もあります。他にも修飾の仕方はありますが、まずはこの2つの使い方を例文と一緒に覚えておきましょう。
まとめ
名詞が理解できていれば、形容詞の理解は比較的簡単にできるのではないでしょうか?今回は短い例文でしたが、形容詞が名詞を修飾することは、後々学習する不定詞や句、節などの学習にも有用です。しっかり理解しておきましょう。では今回はここまでで。
お疲れ様でした。