子どものころから好きな言葉。
「一寸の虫にも五分の魂」
簡単に踏みつぶせるように見えるかもしれない。
でもね、どんな小っちゃな虫にだって魂はあるんだよ!
「魂」とは、死後の魂のことではありません。精神力とか思い。
「虫」は、もちろん実際の虫ではなくもののたとえです。
とはいえ、環境問題がクローズアップされている今、文字通りにとっても意味深いことわざではありませんか?
一寸はどのくらいかというと、約3センチ。(3センチの虫ってけっこう大きい?!)
五分は「一割五分」の五分ではなく、全体の半分を指すそうです。
3センチの虫だったら、1,5センチの魂?
どんなに小さな生き物も、生態系の中でそれなりの役割を果たしています。
ひとつの種がなくなる影響の大きさは、はかり知れません。
まるで一匹一匹の小さな体に、小さな世界が宿っているかのように。
*Shibashibaは英語、フランス語、日本語のトリリンガル。
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