What’s up everyone! How are you??
暑い日が続いておりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。夏バテには気を付けてくださいね!! (>_<)
さて、早速ですが、本日のコラムの本題へ。
最近アメリカで"The Duff"という映画が公開されました!(4月下旬)
みなさん、"Duff "って何かご存じですか?^^
今日はこの単語の意味を、映画のあらすじを紹介しつつ、説明したいと思います!
....ということで、まずは映画のワンシーンを紹介:
主人公の地味な女子高生ビアンカ(下の写真の右)とビアンカの幼なじみで同じ高校に通う運動神経抜群でイケメンな人気者ウェスリー(下の写真の左)の会話。共通の友人が開いたパーティにて。
●ウェスリー: So, where are your girls at?
訳:で、ジェスとケイシーはどこ?
(*ビアンカには、ジェスとケイシーという仲のいい友人が2人いて、学校ではいつもその2人とつるんでいます。しかし、背が低くて地味なビアンカとは正反対で、ジェスもケイシーも長身のセクシー美人。そんな彼女たちをねらうウェスリーは彼女たちがどこにいるかをビアンカに尋ねます。)
●ビアンカ: It's kind of not my job to give you intel on my best friends.
訳:ジェスとケイシーが今どこにいるかとか、何をしてるとか、そういうのいつも私に聞くのやめてくれない?
●ウェスリー: It kind of is though, as their "Duff".
訳: いいじゃん教えてよ!しかも、ジェスとケイシーの情報提供は、彼女たちの”Duff"であるの君の使命みたいなものじゃないの?
●ビアンカ: Sorry, as their what?
訳: え、なんて?私が彼女たちの何だって?
●ウェスリー:Duff. D-U-F-F. It stands for "Designated Ugly Fat Friend". Every group of people has one.
訳: "Duff"だよ。つづりはD, U, F, F. "Designated Ugly Fat Friend" の略。 より魅力手でグッドルッキングな友達を引き立たせる「デブス」(デブ&ブス)友達ってこと! どのグループにもいるじゃん、そういう人!
●ビアンカ: .......What did you just say to me?
訳:...今私のことなんて言った・・・?(怒
さすがにこんなにひどいことをこんなにさらっと、そしてストレートに言われたら、この↑表情になりますよね!!!
でもジェス・ケイシーと並んで歩いているビアンカを見ると、「確かに....」と思ってしまう自分がいる・・・・苦笑
それにしても「デブス」というのはひどい!(怒)
まあそれは置いといて、
"Duff" とは、”Designated Ugly Fat Friend"のAcronym (Acronym=頭字語)で、
要するに、「容姿があまりよくないグループのひきたたせ役」を意味する名詞です。
こんなにもひどいレッテルを貼られてしまったビアンカはこの後、「変わりたい、もっと魅力的になりたい」、と強く思い、人気者の幼なじみウェスリーに、洋服・ふるまいかた・自信の持ち方などのあらゆる面でアドバイスをもらいながら「脱・Duff」を目指してゆきます。
こういうアメリカの学園ものの映画には、cliqueというのものが必ずといっていいほど登場します。
Cliqueとは、学内に存在する様々なグループのこと。
例えば....
-Jock (ウェスリーみたいな運動神経抜群で勉強よりも、スポーツ一筋な人。映画に登場するjockは、たいていルックスが良くて人気者グループに属している)
-NerdまたはGeek(オタク系。運動はできないけど、いつも勉強してるから頭はいい。なぜか眼鏡をかけている率が高い。たいていJockにバカにされ、いじめられている。よく海外のドラマや映画で、数人のJockが1人のNerdが持ちあげて、学校の裏にある粗大ごみ入れの中に放り込むという高校生とは思えないほど低レベルないじめを行うシーンを見ます...)
-Queen Bee (美人でお金持ちな女王様キャラ。性格が悪く、たいてい他の女の子を見下しているのに、なぜか学校一の人気者ですべての女子が このQueen Beeみたいになりたいと思っている。Jockと付き合っている率が高い。"The Duff"にも、マディソンという、美人だけど性格が悪く、ビアンカをいじめ続けるQueen Beeが登場します)
....のようなものがあります。今リストアップしたものは結構定番で、ほとんどの学園ものの海外ドラマ・映画に登場するcliqueです。
この、Duff は、新しいCliqueの1つとしてこの映画で紹介されています。
かなりひどくてかわいそうな肩書で、絶対に命名されたくないですけどね・・・(>_<)
実際このような現象がアメリカで起きているのか、単に原作者(この映画の元になっているのは、同じ題名の小説)が作り上げたストーリーなのかは謎ですが、"Duff"は、日本ではあまり浸透していない新しい単語だし、説明を通してアメリカの学校の内部構造的なのが分かって面白いかな、と思ったので、今回紹介させていただきました!
この映画、まだ日本では公開されていませんが、公開されるとしたら、邦題はどんな感じになるんだろう??
「DUFF ~ダフ~ 脱・引き立たせ役宣言!」、みたいな?(←あとから見直してみるとなんかダサくて意味わかんない、笑)
とにかく!
長いコラムになってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました !!^^
このような単語・フレーズをもっと習いたい方! 極力たくさん教えますので、please take my classes :)
様々な記事・テーマについて楽しく英会話をし、その中で”Duff”のようなあまり知られていない英単語・英語のフレーズを私が紹介していく授業です(40分編・20分編があります!是非とってください!下記リンクからレッスンページにアクセスしてください。 楽しく英語で話しましょう!)
40分編: http://cafetalk.com/lessons/detail/?id=20651&lang=ja
20分編: http://cafetalk.com/lessons/detail/?id=22287&lang=ja
それでは!See you!
Thanks again for reading and I hope you learned a thing or two from this column :)
-Mai