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小論文添削レッスンは以前から設けていましたが、
本当にどうしようもなく苦手だという人のために、
スカイプレッスンのみの「小論文基礎レッスン」をご用意しました☆
課題は30ほど用意してありますが、初めの方は非常に簡単ですので、
早い人は、10回~15回くらいで、すべて修了できると思います。
以下、こちらのレッスンの指導方針です。
第1段階 主要文理解
昨今、個性個性と叫びすぎたせいか、自分勝手な文章を書く生徒が目立つ。「筆者の考えに対する意見を述べよ」との指示にも、サッカーやら野球やら自分の得意分野で勝負しようと考えてしまい、単に例示で挙げられているだけの語句をもってきて、自慢げに「個性」的な文章を書いてくる。
また、読解力の低下も著しい。「筆者の考えに対する意見を述べよ」といわれても、筆者の言いたいことが何であるかまるで理解できない者、勝手な思い込みで的外れなことを書いてくる者、どれかは当たっているだろうと書かれていることすべてに対して意見を述べてくる者など、様々だ。相手の言いたいことを理解できないというこの傾向も、ヤミクモに個性を求めた結果なのであろうか。
いずれにしても、書くべきことがわからないのでは話にならない。そこで、まずは短文での主要文理解の特訓を行う。短いながらもうまく構成された文章を読みなれることで、読みやすい文章がどんなものか学ぶことにもつながる。
第2段階 要約
第1段階(主要文理解)において、生徒たちは「筆者の言いたいこと」をおさえる力を身につけ、「文章構成のパターン」も学んだ。この2点を武器に、いよいよ書き始めてもらう。まずは文章の要約である。
前段階に比べ、やや長い文章(評論文)を提示し、要約を行ってもらう。これにより、必要な事柄を、簡潔に、順序良く述べる力を身につけさせる。
第3段階 小論文を書く①(筆者の考えに対する意見を述べよ)
まずは200字程度、最終的には400~800字で書けるように指導する。一つのテーマに対して書けというのではなく、文章を読ませて書かせるという形をとるのは、生徒の知識、いわゆる「引き出し」を増やすためである。
第4段階 小論文を書く②(このテーマについて書け)
第3段階で得た書く力と書くための知識を活用し、提示されたテーマについて述べる練習をさせる。第1・第2段階までにおける基礎の徹底からも、あまりにもおかしな内容にはならないと考えられる。ひどいものがあれば、個別対応を行う。
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