高齢者介護のレッスンを受けてみたいと思い、カフェトークのスタッフの方に相談してみたところ、「どちらも可能ですよ」と言われ、先生を2人ご紹介いただきました。
どうして「どちらも」と言われたのか少し気になりましたが、深く考えず、さっそく受講してみました。
1人目の先生のレッスンではクレーン車の運転を教わり、2人目の先生のレッスンでは囲碁を教わりました。
これらのレッスンが高齢者介護と何の関係があるのか疑問に思い、同じスタッフの方に問い合わせたところ、「高齢者介護のレッスン」を「クレーン車か囲碁のレッスン」と聞き間違えられていたということが判明しました。言われてみれば確かに音がソックリですよね。「高齢者介護」「クレーン車か囲碁」「高齢者介護」「クレーン車か囲碁」。それで、クレーン車のレッスンと囲碁のレッスンの「どちらも」可能ということだったんですね。幅広いジャンルのレッスンを提供するカフェトークだからこそあり得ることだと思いました。
残念ながら介護士にはなれませんでしたが、現在、高齢者介護施設で「クレーン運転士」兼「囲碁棋士」として働いています。主な仕事は2つです。1つは、自分で起き上がれないおじいちゃん・おばあちゃんをクレーンで持ち上げてあげることです。「起こしてクレーン!」という声がしたらすぐにクレーン車でかけつけます。もう1つは、自分で食事のできないおじいちゃん・おばあちゃんにスプーンで碁盤を食べさせてあげることです。食べ終わったあと笑顔で「碁石そうさまでした」と言われると、とても嬉しいです。
来月24日の夜には、みんなでチョクレーントケーキとフラ囲碁チキンを食べる予定です。毎年高齢ですが。
それでは、まだ早いですが、みなさんメリー・クレーン車マス&よ囲碁としを! #あるある
(※これはすべてフィクションです)