今日は三味線という楽器は大まかに3つの部分からなりたっているというお話しです。
私が使っている 長唄用 細棹 は こちら
(この図は初心者用に配布しているオリジナルテキストの為に作った画像です)
大きく分けると糸巻・さわりを含む<天神>部分、音階を作る<棹>の部分、音を出す<胴>の部分と
3つに分けられます。
この3つの部分は
三味線裏側
普段はこんな風に3つに分解してケースに入れて持ち歩いています。
(ほとんどが分解可能ですが中には分解出来ない物もあるようです。)
ライブなどで、こうして分解してご覧頂くと驚かれる方が結構いらっしゃいます。
持ち歩く時には継ぎ目の部分を保護するために <仮接ぎ> をはめ込んでおきます。
(演奏会場に着いて演奏まであまり時間のない時、前室が狭い時、楽屋が用意されていない時などには繋げた状態で長ケースに入れて持ち込みます)
次回はそれぞれの部分についてもう少し細かくお話ししますね。
ーMASAKO-