私はたまに、
何かあったら行政とか公的機関に相談するのが
いちばんよいです・・・というようなことを書いていますが、
逆に言うと、
どうして、いざという時、頼らない人がいるのだろうと
疑問に思っていました。
この前、
親の遺体を放置したままにしている案件が増えている
という記事を読んで、ある意味納得しました。
遺体を放置というのは、お金がなくてそうしていたようですが、
では、なぜ行政などに相談しないのかというと、
引きこもりであったりとか、
人と接するのが好きではなくて、
民生委員の人が心配して訪ねてきても
拒んでいるからだ
ということでした。
分からないことがあったら、人に聞けばいいというのが
普通のことだと思っている人にとっては何でもないことでも、
人と接するのが苦手な人にとっては、
人に聞くなんていうのは、ハードルが高いことなのですね。
特に、お金がないとか、困っていることを
人に言うのは、勇気のいることなのかもしれません。
でも、
自分は人と話すのが苦手だから・・・などと言って
逃げていれば、上述のように問題行動にも繋がります。
無理に人と接することもないですが、
人と接するのが苦手な人ほど、
いざという時、困った時、
どこに助けを求めればいいのかは
事前に調べておいて、
説明できるようにしておいた方がよいでしょう。