※「レッスンの余白」は、わたしが日本語教師をする中で感じたこと、
思ったことをお伝えするコラムです。
東京と京都を行ったり来たりする
二拠点生活(にきょてんせいかつ)を始めて5年になります。
もともと私の家は東京にありますが、
5年前に京都に小さな部屋を持って、
1年のうち100日くらい京都にいます。
2ヶ月に2〜3週間、京都に来ています。
京都の部屋の近くの鴨川(かもがわ)の風景です。
東京は、私が生まれた街でもあり、
大学を卒業後
ずっと仕事をしながら、
家族と過(す)ごしてきた街です。
京都は、学生時代に住んでいた街です。
東京では、
会社時代、高校時代の友達や、
大学時代の教え子と飲み、
妻と一緒に、ジャズを聴(き)きに行ったり、
昔からの商店街(しょうてんがい)を散歩します。
京都では、ひとりで、
お寺や神社を歩き
カフェで本を読み、
いつもの居酒屋(いざかや)で酒を飲みます。
もちろん、Cafetalkのレッスンも。
Cafetalkでレッスンを始めたのは、
東京と京都、
どちらでもレッスンができるからです。
東京から京都に来るときは、
変わらぬ京都の街に
気持ちがくつろぎ、
京都から東京に帰ると
変わりゆく東京の街に
いつも何か新しい発見があります。
日本は、狭(せま)いけど、
わずか数時間の距離(きょり)で
景色も違(ちが)う、言葉も違(ちが)う、食べ物も違(ちが)う、
世界があります。
私の人生の宝物(たからもの)は
家族ですが、
大学時代の思い出も
もうひとつの私の宝物(たからもの)です。
その宝物(たからもの)の間を
振(ふ)り子のように行ったり来たりする生活、
とても満足しています。
「スイングしなけりゃ意味ないね」
( It Don't Mean a Thing (If It Ain't Got That Swing))
というジャズの名曲がありますが、
私にとっては、
東京と京都を行ったり来たりすることが
人生のスイング(Swing)です。
(もちろん、京都にいるときは、
毎日、妻に行動報告しています(笑)。)
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KOBA
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