居心地の良い夜に観たい映画、ということで今日は「ドライビングMissデイジー」をご紹介。1989年の映画です。主演はジェシカ・タンディとモーガン・フリーマン。Wikipediaの紹介では、「人種差別が法的に許されていた1940年代から公民権法が施行された1970年代のアメリカ南部を舞台に、老齢のユダヤ系未亡人とアフリカ系運転手の交流をユーモラスに描く。」となっています。
背景からすると社会派映画かな、と思うのですが、主演ふたりのたしかな演技といろいろなものを超えた友情にしみじみ「観てよかった」と思った映画です。直接的な暴力シーンはないので心臓に悪くないですし、ロマンスではないのでご家族で見て気まずくなるシーンもなく(どういうお勧めポイントだ)そして人種差別という外側の暗さ、老いという内側からくる避けられないものが背景にあっても人生捨てたもんじゃないのかも、としんみり思わせる、秋の夜長におすすめな映画です。
それにしてもモーガン・フリーマンの出演作にはほぼハズレがないのはなぜだろう。
(「ショーシャンクの空に」のレッド役が一番好き)
そして、ジェシカ・タンディ、「フライド・グリーン・トマト」のあの女優さんだったんですね!
(この記事を書くにあたって調べました)
「フライド・グリーン・トマト」は最近元気のないあらゆる女性におすすめ!キャシー・ベイツはじめこちらも演技がすばらしい俳優さんたちによる素敵な映画です。
いずれも少し古い映画ですが秋の夜長のおともに、ぜひ。