日本で個人による寄付が増えています。
2020年に個人による寄付総額が1兆2千億円で過去最高になりました。
新型コロナウイルスの蔓延によって、社会的に弱い立場にある人への
支援が広まったことによるとされています。
「寄付」とはお金やモノを無償で贈ることを言います。
江戸時代、商人がお金を出し合って橋をかけたり、子供たちの学業を
助けたりしていました。
明治時代に入ると政府が政策を決めて、それに従って寄付が行われて
いましたが、1995年の阪神大震災をきっかけにボランティアが増え
始め、2011年の東日本大震災の時には日本人の7割近くが寄付を
して被災地を支援したようです。
寄付の仕方も変わり、クラウドファンディングにより寄付を募ったり
今ではクレジットカードやICカードなどを使って、オンラインで寄付
できるようになりました。
日本でも個人による寄付額が1兆2千万円を超えましたが、寄付大国の
アメリカでは2022年度の個人寄付額は34兆6000億円となっており、
なんと日本の29倍です。税制上のメリットがあるとはいえ、日本とは
大きな差があります。
あなたの国の「寄付」の様子はどうですか?
是非、フリートークのレッスンで聞かせてください。