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Cafetalk Tutor's Column

Tutor Keisuke.H 's Column

I was a bocchi.㉙当たると痛いドッジボール

2024-07-06

小学校4年生から任意参加の部活動と、
週1回の強制参加のクラブ活動が始まった。
 
僕は運動音痴なので部活をやる気が全くなかった。
部活はサッカーか野球しかなかった。
どちらも苦手なスポーツだ。
というより全くやったことがない。
 
クラブは文化系の活動がゆるいものを選ぶつもりだった。
しかし、世の中は甘くない。
そんなものはなかった。
文化系クラブは百人一首があったが、
担当がハシモト先生だったから諦めた。
 
体育会系のクラブも選択肢が少なかった。
卓球、バスケットボール、ドッジボールから選ばないといけない。
一番運動量が少なそうなドッジボールクラブにした。
ドッジボールは人気で多くの知り合いがいた。
イシザキもドッジボールが得意なのでそこにいた。
 
ドッジボールクラブは外の活動がメインで、
雨の日はオセロや将棋やトランプができた。
僕は雨の日のほうが好きだった。
平和だったからだ。
よくイシザキとチェスをして負けた。
 
ドッジボールで使うボールはバレーボールの球より硬く、
身体に当たるとすごく痛かった。
晴れの日は渋々外に出てボールから逃げ回った。
運動神経は悪いのになぜか最後の方まで生き残ってしまう。
最後まで残ると敵チームも本気で当てに来るので、
余計必死に逃げる。
僕はボールを投げてもヘナチョコなので逃げることしかできない。
そのうちにバランスを崩してボールに直撃されゲームセット。
 
ドッジボールは弱いものイジメみたいな構図ができるので、
最後まで好きになれなかった。
 
雨の日に教室でやるミニゲームが楽しかった。
それがドッジボールクラブの思い出。

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