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【日本語コラム+音声♪】第52回:日本の夏の乗り切り方 ~すだれと畳~

Четверг, 4 Июль 2024 r. 14:29

★日本語コラム 第52回
<日本の夏の乗り切り方 ~すだれと畳~>


だんだん夏本番が近づいて、暑くなってきましたね。
私は暑さが苦手なので、
エアコンの効いた室内に引きこもりがちになっています…。
今回からのコラムでは、日本の夏の暑さを切り抜けるための
様々な工夫や、夏に食べたくなる冷たい食べ物などを
ご紹介していきたいと思います!
まず今回取り上げるのは、「すだれ」と「畳」です。


◆すだれ

すだれというのは、細かく割った竹や葦などを編んで作られた日よけで、
窓や縁側に吊り下げて使用する道具です。
差し込んでくる日光を遮りつつ風は通すので、
室内の気温を下げることができます。
また、すだれに水をかけて使うと、
水が蒸発する際の気化熱によってさらに暑さを和らげてくれます。
似た道具に「よしず」がありますが、
こちらの材料は葦で、屋外の軒先などに立てかけて使います。
もともとは、すだれの内、葦で作られたものを特によしずと呼んでいましたが、
現在では普通、吊り下げるものをすだれ、立てかけるものをよしずと
区別して呼ぶことが多いです。
なお、葦(アシ)は別名「ヨシ」とも呼ばれ、
よしずの「よし」はこの「ヨシ」です。
もともと「アシ」と呼ばれていたところ、その音が「悪し」と同音なので
「良し」に通ずる呼び名がつけられたとされています。


◆畳

畳というのは日本の伝統的な床材で、い草という植物を編んで作られています。
吸湿性に優れているため、湿気の多い日本の夏でも、
サラッとした感触を保つことができます。
また、厚みのある畳が含む空気によって表面に熱が伝わりにくく、
この断熱性が室内を涼しく保つのに一役買ってくれます。
畳をより長く良い状態で使うにはある程度の手入れが必要ですが、
普段は普通の床材と同じように掃除機をかければ良いので
そこまで難しくはありません。
掃除機をかけるときに畳の目、
つまり、い草の編み込みの方向に沿ってかけることと、
湿度が高い日が続いたときにはしっかり部屋の換気を行なうこと、
この2点に気をつければ充分でしょう。

・・・・・

今回のコラムはここまで。
次回のコラムでは夏に涼しさを感じるための伝統的な工夫について
お話ししていきたいと思いますので、どうぞお楽しみに♪
それではまたお会いしましょう^^


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\ここから下は読み仮名つき↓↓↓/


★日本語(にほんご)コラム 第(だい)52回(かい)
<日本(にほん)の夏(なつ)の乗(の)り切(き)り方(かた)
~すだれと畳(たたみ)~>


だんだん夏本番(なつほんばん)が近(ちか)づいて、
暑(あつ)くなってきましたね。
私(わたし)は暑(あつ)さが苦手(にがて)なので、
エアコンの効(き)いた室内(しつない)に
引(ひ)きこもりがちになっています…。
今回(こんかい)からのコラムでは、
日本(にほん)の夏(なつ)の暑(あつ)さを切(き)り抜(ぬ)けるための
様々(さまざま)な工夫(くふう)や、
夏(なつ)に食(た)べたくなる冷(つめ)たい食(た)べ物(もの)などを
ご紹介(しょうかい)していきたいと思(おも)います!
まず今回(こんかい)取(と)り上(あ)げるのは、
「すだれ」と「畳(たたみ)」です。


◆すだれ

すだれというのは、細(こま)かく割(わ)った竹(たけ)や葦(あし)などを
編(あ)んで作(つく)られた日(ひ)よけで、
窓(まど)や縁側(えんがわ)に吊(つ)り下(さ)げて
使用(しよう)する道具(どうぐ)です。
差(さ)し込(こ)んでくる日光(にっこう)を遮(さえぎ)りつつ
風(かぜ)は通(とお)すので、
室内(しつない)の気温(きおん)を下(さ)げることができます。
また、すだれに水(みず)をかけて使(つか)うと、
水(みず)が蒸発(じょうはつ)する際(さい)の気化熱(きかねつ)によって
さらに暑(あつ)さを和(やわ)らげてくれます。
似(に)た道具(どうぐ)に「よしず」がありますが、
こちらの材料(ざいりょう)は葦(あし)で、
屋外(おくがい)の軒先(のきさき)などに立(た)てかけて使(つか)います。
もともとは、すだれの内(うち)、
葦(あし)で作(つく)られたものを特(とく)によしずと呼(よ)んでいましたが、
現在(げんざい)では普通(ふつう)、
吊(つ)り下(さ)げるものをすだれ、立(た)てかけるものをよしずと
区別(くべつ)して呼(よ)ぶことが多(おお)いです。
なお、葦(アシ)は別名(べつめい)「ヨシ」とも呼(よ)ばれ、
よしずの「よし」はこの「ヨシ」です。
もともと「アシ」と呼(よ)ばれていたところ、
その音(おと)が「悪(あ)し」と同音(どうおん)なので
「良(よ)し」に通(つう)ずる呼(よ)び名(な)がつけられたとされています。


◆畳(たたみ)

畳(たたみ)というのは日本(にほん)の
伝統的(でんとうてき)な床材(ゆかざい)で、
い草(ぐさ)という植物(しょくぶつ)を編(あ)んで作(つく)られています。
吸湿性(きゅうしつせい)に優(すぐ)れているため、
湿気(しっけ)の多(おお)い日本(にほん)の夏(なつ)でも、
サラッとした感触(かんしょく)を保(たも)つことができます。
また、厚(あつ)みのある畳(たたみ)が含(ふく)む空気(くうき)によって
表面(ひょうめん)に熱(ねつ)が伝(つた)わりにくく、
この断熱性(だんねつせい)が室内(しつない)を涼(すず)しく保(たも)つのに
一役(ひとやく)買(か)ってくれます。
畳(たたみ)をより長(なが)く良(よ)い状態(じょうたい)で使(つか)うには
ある程度(ていど)の手入(てい)れが必要(ひつよう)ですが、
普段(ふだん)は普通(ふつう)の床材(ゆかざい)と同(おな)じように
掃除機(そうじき)をかければ良(よ)いので
そこまで難(むずか)しくはありません。
掃除機(そうじき)をかけるときに畳(たたみ)の目(め)、
つまり、い草(ぐさ)の編(あ)み込(こ)みの方向(ほうこう)に
沿(そ)ってかけることと、
湿度(しつど)が高(たか)い日(ひ)が続(つづ)いたときには
しっかり部屋(へや)の換気(かんき)を行(おこ)なうこと、
この2点(てん)に気(き)をつければ充分(じゅうぶん)でしょう。

・・・・・

今回(こんかい)のコラムはここまで。
次回(じかい)のコラムでは夏(なつ)に涼(すず)しさを感(かん)じるための
伝統的(でんとうてき)な工夫(くふう)について
お話(はな)ししていきたいと思(おも)いますので、どうぞお楽(たの)しみに♪
それではまたお会(あ)いしましょう^^


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