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【慣用句?】諦めが肝心

Weekly Topic: Tell us about popular candies and sweets that are originated in your country/region!

Donnerstag, 20. Juni 2024, 10:50

お世話になります。
ゆりあです。
 
雨の日が多いような気がするけど、
関東はまだ梅雨入りしていないのかな??
 
今週のテーマ
「ここが一味違うよ!私の国・地域のお菓子自慢」
 
ご当地お菓子があることで、その地域の観光事業が発展するか否かは決まるよね!
 
さて今日は、慣用句。
慣用句というか、もはや慣用句ですらないのだと思う
単なる「言い回し」なのかもしれません。
 
「諦めが肝心」
 
という言葉を皆さん、一度は聞いたことがあるし、使ったことがあると思います。
 
意味は、「その物事や、その事柄に固執するよりも、諦めた方がよいことがある」
 
「諦めが肝心」という、言葉には、本来ネガティブな意味はありません。
でもどこか、「諦める」ことに対しての言い訳、「諦める」ことを正当化しているようなネガティブな響きが
この言葉からは漂っています。
 
もともと「諦める」という言葉にネガティブな印象があるのだと思います。
 
しかし、「諦める」は、もともと「明らかにする」が語源ともいわれています。
「明らかにしてよく見極める」→ その結論として、その物事を断念することとなる、ことがある。
 
だから、実は「諦める」というのは、「明らかにしてよく見極める」ことができたというポジティブな意味なのです。
 
それが、いつしか「物事を断念する」というネガティブな意味ばかりにフォーカスされ
後ろ向きな印象の言葉と認識されることが多くなってしまいました。
 
 
「諦める」ことによって、Aを断念した結果、BやCにエネルギーをかけることが出来る、というポジティブな面があります。
もしも、諦めなかった場合は、BやCにかけるエネルギーを多くは割けないかもしれません。
 
このように、「諦める」ことで、Aが手に入らなかったとしても、その分、BやCという別のものが手に入る可能性があります。
 
心理学用語で、「保有効果」という言葉があります。
今持っているものに、本来の価値以上に大きな価値があると認識してしまうのです。
なのでAという物事にエネルギーを注いできていたら、Aを諦めるのは惜しいと思ってしまうのは自然なことです。
 
でもAを諦めないということは、BやCという、これから手に入れる可能性があるものを捨てるということになるのです。
 
「諦める」ということは、とても合理的な選択です。
皆さんも、明らかにしてよく見極めて、上手に諦めるようになりましょう!
 
「諦める」という選択は決して負けではありません。
むしろ、諦めることが出来た人は勝ち組なのです。
 
 
 

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