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Cafetalk Tutor's Column

Matilde 講師のコラム

レアンドロ・エルリッヒ 「建物--ブエノスアイレス」

2024年6月7日

¡Hola todos!
いつもレッスンご受講ありがとうございます。

春先はガイドで忙しかったのですが、6月に入り時間に余裕ができて
青森へ旅してきました。

なんで青森? と思われるかもしれません。
実は、私が前から行きたかった美術館があるからです。
それは、十和田市現代美術館です。

このポニーといい、蜘蛛と言い
スペイン・ビルバオのグッゲンハイム美術館を思い出さなくもないのですが

なんで十和田市の美術館? とまたまたツッコまれそうですが
ここに、気になる作品があるんですよ!
アルゼンチンのアーティスト、レアンドロ・エルリッヒの
「建物---ブエノスアイレス」 です。
金沢21世紀美術館の「スイミング・プール」の作者と言えば、ご存じの方も多いのでは。

私のお目当ては何と別棟で、この作品だけのために建物を作ったそうです。
ドキドキしながら建物内に入ると、靴を脱いで作品の上に上がってください、と案内されました。
え?! と私じゃなくても思いますよね。
その通りにやってみると、なるほど!と思いました。以前から雑誌などで見ていて、
ある程度予備知識があったつもりでしたが、ところがドッコイ
百聞は一見に如かず とはまさにこのこと。実際に見ると、というか体験すると違います!
(ネタバレになるのでこれ以上は言いません) (笑)

この作品だけでなく、このミュージアムは来場者が作品をとても近く感じられます。

都会の美術館で並んで並んで名画を鑑賞するのも良いけれど、
のんびりと人それぞれの感性で作品を受け止められる
こんな美術館ってあったんだ、と。 眼からウロコ!の体験でした。
なお、ここの近くにはアップルパイの美味しいお店もあって
しっかり行く前に予約しました(笑)

すっかりエルリッヒのファンになってしまい
日本にある作品はすべて見に行こう!と心に決めました。
次なる目的地は新潟県です!




















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