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【日本語コラム+音声♪】第44回:日本の梅雨 ~晴天祈願編~

Среда, 5 Июнь 2024 r. 12:16

★日本語コラム 第44回
<日本の梅雨 ~晴天祈願編~>


前回のコラムでは梅雨の時期に気持ちをちょっと明るくしてくれる
梅雨の風物詩についてご紹介しましたが、
とはいえ、雨の日が長く続くと、
洗濯物がなかなか乾かなかったり、外出がちょっと億劫になってしまったりと
困ることも多いですよね。
今回のコラムでは、晴天を呼ぶためのおまじないなどの、
晴れにまつわる日本の風習について見ていきましょう。


◆てるてる坊主

「てるてる坊主」は白い紙や布で作る簡単な人形で、
これを窓辺や軒先に吊るして祈ると翌日良い天気になるとされています。
名前に含まれている「てる」は、「日が照る」の「照る」です。
紙や布を丸めてボール状にしたものを、
それより一回り大きな紙や布で包んで紐などできゅっと縛ると、
丸い部分が頭、余った布の部分がスカート状の服を着た体に見えてきます。
新海誠監督によるアニメ映画『天気の子』で
傘にたくさん吊るされたてるてる坊主を見たことがある人もいるかもしれません。
なお、晴れではなく、翌日雨になってほしいときには、
このてるてる坊主を上下逆さまに吊るすと効果があると言われています。


◆お天気占い

翌日の天気を占う子どもの遊びで、
「下駄占い」や「靴飛ばし」と呼ばれるものがあります。
外へ出て、自分の履いている靴を足を使って飛ばし、
落ちた靴の底が地面についていれば晴れ、
底が上になっていれば雨、
靴が横向きになっていれば曇りというように、落ちた靴の状態を見て占います。
また、靴を飛ばす際には、節をつけて
「明日天気になーれ」と唱えながら飛ばすことになっています。
「天気」という言葉は「気象の状態」という意味の他に、
「晴天」という意味ももっているので、
「明日天気になれ」というのはつまり、「明日晴天になれ」という意味です。


◆晴れ男・晴れ女

これは一種のジンクスで、
この人がいるといつも晴れになる、という人のことを
「晴れ男」もしくは「晴れ女」というふうに呼びます。
これは私の個人的な意見ですが、
すっきりと晴れた楽しい日の思い出とともに
「そういえばあの場にはあの人がいたな」と多くの人が思い起こすような、
朗らかで明るい人が晴れ男、晴れ女と呼ばれやすい気がします。
ちなみに、この逆で、雨天を呼び込んでしまう人を
「雨男」、「雨女」と呼びますが、
私はどちらかというと雨女と呼ばれがちです(笑)

・・・・・

今回のコラムはここまで。
次回のコラムでは雨にまつわる日本語単語を
ご紹介したいと思いますので、どうぞお楽しみに♪
それではまたお会いしましょう^^


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\ここから下は読み仮名つき↓↓↓/


★日本語(にほんご)コラム 第(だい)44回(かい)
<日本(にほん)の梅雨(つゆ) ~晴天(せいてん)祈願(きがん)編(へん)~>


前回(ぜんかい)のコラムでは梅雨(つゆ)の時期(じき)に
気持(きも)ちをちょっと明(あか)るくしてくれる
梅雨(つゆ)の風物詩(ふうぶつし)についてご紹介(しょうかい)しましたが、
とはいえ、雨(あめ)の日(ひ)が長(なが)く続(つづ)くと、
洗濯物(せんたくもの)がなかなか乾(かわ)かなかったり、
外出(がいしゅつ)がちょっと億劫(おっくう)になってしまったりと
困(こま)ることも多(おお)いですよね。
今回(こんかい)のコラムでは、
晴天(せいてん)を呼(よ)ぶためのおまじないなどの、
晴(は)れにまつわる日本(にほん)の風習(ふうしゅう)について
見(み)ていきましょう。


◆てるてる坊主(ぼうず)

「てるてる坊主(ぼうず)」は白(しろ)い紙(かみ)や布(ぬの)で作(つく)る
簡単(かんたん)な人形(にんぎょう)で、
これを窓辺(まどべ)や軒先(のきさき)に吊(つ)るして祈(いの)ると
翌日(よくじつ)良(よ)い天気(てんき)になるとされています。
名前(なまえ)に含(ふく)まれている「てる」は、
「日(ひ)が照(て)る」の「照(て)る」です。
紙(かみ)や布(ぬの)を丸(まる)めてボール状(じょう)にしたものを、
それより一回(ひとまわ)り大(おお)きな紙(かみ)や布(ぬの)で
包(つつ)んで紐(ひも)などできゅっと縛(しば)ると、
丸(まる)い部分(ぶぶん)が頭(あたま)、
余(あま)った布(ぬの)の部分(ぶぶん)が
スカート状(じょう)の服(ふく)を着(き)た体(からだ)に見(み)えてきます。
新海誠(しんかいまこと)監督(かんとく)によるアニメ映画(えいが)
『天気(てんき)の子(こ)』で
傘(かさ)にたくさん吊(つ)るされたてるてる坊主(ぼうず)を
見(み)たことがある人(ひと)もいるかもしれません。
なお、晴(は)れではなく、翌日(よくじつ)雨(あめ)になってほしいときには、
このてるてる坊主(ぼうず)を上下(じょうげ)逆(さか)さまに吊(つ)るすと
効果(こうか)があると言(い)われています。


◆お天気(てんき)占(うらな)い

翌日(よくじつ)の天気(てんき)を占(うらな)う子(こ)どもの遊(あそ)びで、
「下駄(げた)占(うらな)い」や「靴(くつ)飛(と)ばし」
と呼(よ)ばれるものがあります。
外(そと)へ出(で)て、自分(じぶん)の履(は)いている靴(くつ)を
足(あし)を使(つか)って飛(と)ばし、
落(お)ちた靴(くつ)の底(そこ)が地面(じめん)についていれば晴(は)れ、
底(そこ)が上(うえ)になっていれば雨(あめ)、
靴(くつ)が横(よこ)向(む)きになっていれば曇(くも)りというように、
落(お)ちた靴(くつ)の状態(じょうたい)を見(み)て占(うらな)います。
また、靴(くつ)を飛(と)ばす際(さい)には、節(ふし)をつけて
「明日(あした)天気(てんき)になーれ」
と唱(とな)えながら飛(と)ばすことになっています。
「天気(てんき)」という言葉(ことば)は
「気象(きしょう)の状態(じょうたい)」という意味(いみ)の他(ほか)に、
「晴天(せいてん)」という意味(いみ)ももっているので、
「明日(あした)天気(てんき)になれ」というのはつまり、
「明日(あした)晴天(せいてん)になれ」という意味(いみ)です。


◆晴(は)れ男(おとこ)・晴(は)れ女(おんな)

これは一種(いっしゅ)のジンクスで、
この人(ひと)がいるといつも晴(は)れになる、という人(ひと)のことを
「晴(は)れ男(おとこ)」もしくは「晴(は)れ女(おんな)」
というふうに呼(よ)びます。
これは私(わたし)の個人的(こじんてき)な意見(いけん)ですが、
すっきりと晴(は)れた楽(たの)しい日(ひ)の思(おも)い出(で)とともに
「そういえばあの場(ば)にはあの人(ひと)がいたな」
と多(おお)くの人(ひと)が思(おも)い起(お)こすような、
朗(ほが)らかで明(あか)るい人(ひと)が
晴(は)れ男(おとこ)、晴(は)れ女(おんな)と
呼(よ)ばれやすい気(き)がします。
ちなみに、この逆(ぎゃく)で、
雨天(うてん)を呼(よ)び込(こ)んでしまう人(ひと)を
「雨男(あめおとこ)」、「雨女(あめおんな)」と呼(よ)びますが、
私(わたし)はどちらかというと雨女(あめおんな)と呼(よ)ばれがちです(笑)

・・・・・

今回(こんかい)のコラムはここまで。
次回(じかい)のコラムでは雨(あめ)にまつわる
日本語(にほんご)単語(たんご)を
ご紹介(しょうかい)したいと思(おも)いますので、
どうぞお楽(たの)しみに♪
それではまたお会(あ)いしましょう^^


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