★日本語コラム 第40回
<日本の居酒屋 ~歴史編~>
今回からのコラムでは、日本の居酒屋について
ご紹介していきたいと思います。
居酒屋というのは、お酒とともに色々なおつまみや料理が
楽しめるお店のことで、
比較的安価なメニューが多く、気軽に入ることのできるイメージがあります。
今回は居酒屋がどのような経緯で誕生し、定着していったのか、
その歴史を見てみましょう。
今の形に近いお店が誕生したのは江戸時代と言われています。
お酒をその場で飲むことができるお店ができるまで、
お酒は買って帰って家で飲むのが主流だったそうです。
日本酒をお店で頼んだときなどに、
注ぎ口がきゅっとくびれた細長い容器にお酒が入れられているのを
見たことがある人もいるかもしれませんが、
この容器は「徳利」と呼ばれ、
量り売りされているお酒を持ち帰る時にこのうつわが使われていました。
江戸時代の中期になると、買ったお酒を持ち帰らず、
その場で飲む客が増え出して、
特に常連客は飲みながら店主や他の客とおしゃべりをするなどして
長居するようになっていきました。
このようにその場に居続けて飲むスタイルは「居酒」と呼ばれ、
店側もこれを商売として、お酒と一緒におつまみや料理を提供し始め、
現在の居酒屋の原型が形成されました。
明治時代に入ると、様々な西洋文化が日本に持ち込まれるようになり、
居酒屋にも洋酒が取り入れられました。
特に人気を博したのがビールで、
流入したばかりの頃は高級酒の扱いでしたが、
次第に庶民にも手の届く価格で提供されるようになり、
現在では居酒屋で楽しめるお酒の代表格となっています。
1980年代に入るとチェーン店という形式が居酒屋でも取り入れられ、
より手頃な価格で飲酒や食事を楽しめるようになったことから
居酒屋は庶民のための大衆的な店、というイメージが定着しました。
今では、お酒を飲めるようになったばかりの大学生から
仕事終わりのサラリーマンまで、
様々な人が居酒屋を気軽に利用しています。
豊富なメニューがあることから、
お酒が飲めない人も、飲める人と一緒に食事を楽しむことができるというのも
居酒屋の魅力のひとつでしょう。
・・・・・
今回のコラムはここまで。
次回のコラムでは居酒屋の定番メニューについて
紹介していきたいと思いますので、どうぞお楽しみに♪
それではまたお会いしましょう^^
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\ここから下は読み仮名つき↓↓↓/
★日本語(にほんご)コラム 第(だい)40回(かい)
<日本(にほん)の居酒屋(いざかや) ~歴史(れきし)編(へん)~>
今回(こんかい)からのコラムでは、
日本(にほん)の居酒屋(いざかや)について
ご紹介(しょうかい)していきたいと思(おも)います。
居酒屋(いざかや)というのは、
お酒(さけ)とともに色々(いろいろ)なおつまみや料理(りょうり)が
楽(たの)しめるお店(みせ)のことで、
比較的(ひかくてき)安価(あんか)なメニューが多(おお)く、
気軽(きがる)に入(はい)ることのできるイメージがあります。
今回(こんかい)は居酒屋(いざかや)が
どのような経緯(けいい)で誕生(たんじょう)し、
定着(ていちゃく)していったのか、
その歴史(れきし)を見(み)てみましょう。
今(いま)の形(かたち)に近(ちか)いお店(みせ)が誕生(たんじょう)したのは江戸時代(えどじだい)と言(い)われています。
お酒(さけ)をその場(ば)で飲(の)むことができるお店(みせ)ができるまで、
お酒(さけ)は買(か)って帰(かえ)って家(いえ)で飲(の)むのが
主流(しゅりゅう)だったそうです。
日本酒(にほんしゅ)をお店(みせ)で頼(たの)んだときなどに、
注(そそ)ぎ口(ぐち)がきゅっとくびれた細長(ほそなが)い容器(ようき)に
お酒(さけ)が入(い)れられているのを
見(み)たことがある人(ひと)もいるかもしれませんが、
この容器(ようき)は「徳利(とっくり)」と呼(よ)ばれ、
量(はか)り売(う)りされているお酒(さけ)を
持(も)ち帰(かえ)る時(とき)にこのうつわが使(つか)われていました。
江戸時代(えどじだい)の中期(ちゅうき)になると、
買(か)ったお酒(さけ)を持(も)ち帰(かえ)らず、
その場(ば)で飲(の)む客(きゃく)が増(ふ)え出(だ)して、
特(とく)に常連客(じょうれんきゃく)は飲(の)みながら
店主(てんしゅ)や他(ほか)の客(きゃく)とおしゃべりをするなどして
長居(ながい)するようになっていきました。
このようにその場(ば)に居続(いつづ)けて飲(の)むスタイルは
「居酒(いざけ)」と呼(よ)ばれ、
店側(みせがわ)もこれを商売(しょうばい)として、
お酒(さけ)と一緒(いっしょ)におつまみや料理(りょうり)を
提供(ていきょう)し始(はじ)め、
現在(げんざい)の居酒屋(いざかや)の原型(げんけい)が
形成(けいせい)されました。
明治時代(めいじじだい)に入(はい)ると、
様々(さまざま)な西洋(せいよう)文化(ぶんか)が
日本(にほん)に持(も)ち込(こ)まれるようになり、
居酒屋(いざかや)にも洋酒(ようしゅ)が取(と)り入(い)れられました。
特(とく)に人気(にんき)を博(はく)したのがビールで、
流入(りゅうにゅう)したばかりの頃(ころ)は
高級酒(こうきゅうしゅ)の扱(あつか)いでしたが、
次第(しだい)に庶民(しょみん)にも手(て)の届(とど)く価格(かかく)で
提供(ていきょう)されるようになり、
現在(げんざい)では居酒屋(いざかや)で楽(たの)しめるお酒(さけ)の
代表格(だいひょうかく)となっています。
1980年代(ねんだい)に入(はい)ると
チェーン店(てん)という形式(けいしき)が
居酒屋(いざかや)でも取(と)り入(い)れられ、
より手頃(てごろ)な価格(かかく)で
飲酒(いんしゅ)や食事(しょくじ)を楽(たの)しめるようになったことから
居酒屋(いざかや)は庶民(しょみん)のための
大衆的(たいしゅうてき)な店(みせ)、というイメージが
定着(ていちゃく)しました。
今(いま)では、お酒(さけ)を飲(の)めるようになったばかりの
大学生(だいがくせい)から
仕事(しごと)終(お)わりのサラリーマンまで、
様々(さまざま)な人(ひと)が居酒屋(いざかや)を
気軽(きがる)に利用(りよう)しています。
豊富(ほうふ)なメニューがあることから、
お酒(さけ)が飲(の)めない人(ひと)も、
飲(の)める人(ひと)と一緒(いっしょ)に
食事(しょくじ)を楽(たの)しむことができるというのも
居酒屋(いざかや)の魅力(みりょく)のひとつでしょう。
・・・・・
今回(こんかい)のコラムはここまで。
次回(じかい)のコラムでは
居酒屋(いざかや)の定番(ていばん)メニューについて
紹介(しょうかい)していきたいと思(おも)いますので、
どうぞお楽(たの)しみに♪
それではまたお会(あ)いしましょう^^
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<日本の居酒屋 ~歴史編~>
今回からのコラムでは、日本の居酒屋について
ご紹介していきたいと思います。
居酒屋というのは、お酒とともに色々なおつまみや料理が
楽しめるお店のことで、
比較的安価なメニューが多く、気軽に入ることのできるイメージがあります。
今回は居酒屋がどのような経緯で誕生し、定着していったのか、
その歴史を見てみましょう。
今の形に近いお店が誕生したのは江戸時代と言われています。
お酒をその場で飲むことができるお店ができるまで、
お酒は買って帰って家で飲むのが主流だったそうです。
日本酒をお店で頼んだときなどに、
注ぎ口がきゅっとくびれた細長い容器にお酒が入れられているのを
見たことがある人もいるかもしれませんが、
この容器は「徳利」と呼ばれ、
量り売りされているお酒を持ち帰る時にこのうつわが使われていました。
江戸時代の中期になると、買ったお酒を持ち帰らず、
その場で飲む客が増え出して、
特に常連客は飲みながら店主や他の客とおしゃべりをするなどして
長居するようになっていきました。
このようにその場に居続けて飲むスタイルは「居酒」と呼ばれ、
店側もこれを商売として、お酒と一緒におつまみや料理を提供し始め、
現在の居酒屋の原型が形成されました。
明治時代に入ると、様々な西洋文化が日本に持ち込まれるようになり、
居酒屋にも洋酒が取り入れられました。
特に人気を博したのがビールで、
流入したばかりの頃は高級酒の扱いでしたが、
次第に庶民にも手の届く価格で提供されるようになり、
現在では居酒屋で楽しめるお酒の代表格となっています。
1980年代に入るとチェーン店という形式が居酒屋でも取り入れられ、
より手頃な価格で飲酒や食事を楽しめるようになったことから
居酒屋は庶民のための大衆的な店、というイメージが定着しました。
今では、お酒を飲めるようになったばかりの大学生から
仕事終わりのサラリーマンまで、
様々な人が居酒屋を気軽に利用しています。
豊富なメニューがあることから、
お酒が飲めない人も、飲める人と一緒に食事を楽しむことができるというのも
居酒屋の魅力のひとつでしょう。
・・・・・
今回のコラムはここまで。
次回のコラムでは居酒屋の定番メニューについて
紹介していきたいと思いますので、どうぞお楽しみに♪
それではまたお会いしましょう^^
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★日本語(にほんご)コラム 第(だい)40回(かい)
<日本(にほん)の居酒屋(いざかや) ~歴史(れきし)編(へん)~>
今回(こんかい)からのコラムでは、
日本(にほん)の居酒屋(いざかや)について
ご紹介(しょうかい)していきたいと思(おも)います。
居酒屋(いざかや)というのは、
お酒(さけ)とともに色々(いろいろ)なおつまみや料理(りょうり)が
楽(たの)しめるお店(みせ)のことで、
比較的(ひかくてき)安価(あんか)なメニューが多(おお)く、
気軽(きがる)に入(はい)ることのできるイメージがあります。
今回(こんかい)は居酒屋(いざかや)が
どのような経緯(けいい)で誕生(たんじょう)し、
定着(ていちゃく)していったのか、
その歴史(れきし)を見(み)てみましょう。
今(いま)の形(かたち)に近(ちか)いお店(みせ)が誕生(たんじょう)したのは江戸時代(えどじだい)と言(い)われています。
お酒(さけ)をその場(ば)で飲(の)むことができるお店(みせ)ができるまで、
お酒(さけ)は買(か)って帰(かえ)って家(いえ)で飲(の)むのが
主流(しゅりゅう)だったそうです。
日本酒(にほんしゅ)をお店(みせ)で頼(たの)んだときなどに、
注(そそ)ぎ口(ぐち)がきゅっとくびれた細長(ほそなが)い容器(ようき)に
お酒(さけ)が入(い)れられているのを
見(み)たことがある人(ひと)もいるかもしれませんが、
この容器(ようき)は「徳利(とっくり)」と呼(よ)ばれ、
量(はか)り売(う)りされているお酒(さけ)を
持(も)ち帰(かえ)る時(とき)にこのうつわが使(つか)われていました。
江戸時代(えどじだい)の中期(ちゅうき)になると、
買(か)ったお酒(さけ)を持(も)ち帰(かえ)らず、
その場(ば)で飲(の)む客(きゃく)が増(ふ)え出(だ)して、
特(とく)に常連客(じょうれんきゃく)は飲(の)みながら
店主(てんしゅ)や他(ほか)の客(きゃく)とおしゃべりをするなどして
長居(ながい)するようになっていきました。
このようにその場(ば)に居続(いつづ)けて飲(の)むスタイルは
「居酒(いざけ)」と呼(よ)ばれ、
店側(みせがわ)もこれを商売(しょうばい)として、
お酒(さけ)と一緒(いっしょ)におつまみや料理(りょうり)を
提供(ていきょう)し始(はじ)め、
現在(げんざい)の居酒屋(いざかや)の原型(げんけい)が
形成(けいせい)されました。
明治時代(めいじじだい)に入(はい)ると、
様々(さまざま)な西洋(せいよう)文化(ぶんか)が
日本(にほん)に持(も)ち込(こ)まれるようになり、
居酒屋(いざかや)にも洋酒(ようしゅ)が取(と)り入(い)れられました。
特(とく)に人気(にんき)を博(はく)したのがビールで、
流入(りゅうにゅう)したばかりの頃(ころ)は
高級酒(こうきゅうしゅ)の扱(あつか)いでしたが、
次第(しだい)に庶民(しょみん)にも手(て)の届(とど)く価格(かかく)で
提供(ていきょう)されるようになり、
現在(げんざい)では居酒屋(いざかや)で楽(たの)しめるお酒(さけ)の
代表格(だいひょうかく)となっています。
1980年代(ねんだい)に入(はい)ると
チェーン店(てん)という形式(けいしき)が
居酒屋(いざかや)でも取(と)り入(い)れられ、
より手頃(てごろ)な価格(かかく)で
飲酒(いんしゅ)や食事(しょくじ)を楽(たの)しめるようになったことから
居酒屋(いざかや)は庶民(しょみん)のための
大衆的(たいしゅうてき)な店(みせ)、というイメージが
定着(ていちゃく)しました。
今(いま)では、お酒(さけ)を飲(の)めるようになったばかりの
大学生(だいがくせい)から
仕事(しごと)終(お)わりのサラリーマンまで、
様々(さまざま)な人(ひと)が居酒屋(いざかや)を
気軽(きがる)に利用(りよう)しています。
豊富(ほうふ)なメニューがあることから、
お酒(さけ)が飲(の)めない人(ひと)も、
飲(の)める人(ひと)と一緒(いっしょ)に
食事(しょくじ)を楽(たの)しむことができるというのも
居酒屋(いざかや)の魅力(みりょく)のひとつでしょう。
・・・・・
今回(こんかい)のコラムはここまで。
次回(じかい)のコラムでは
居酒屋(いざかや)の定番(ていばん)メニューについて
紹介(しょうかい)していきたいと思(おも)いますので、
どうぞお楽(たの)しみに♪
それではまたお会(あ)いしましょう^^
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