日本百名山の一つ、鳥取県西部に位置する大山へ登山へ行ってきました。
大きな山と書いて「だいせん」とよびます。大山は標高1709メートルの山です。
北・西側から眺める姿は富士山に似ていることから、「伯耆(ほうき)富士」と呼ばれているそうです。
私が泊まった「ホテル大山しろがね」は標高800メートルの位置にあり、
朝登山は片道3キロの道のりを約6時間かけて往復しました。
ベテランガイドさんのおかげで、景色や植物(西日本最大級のブナ林)を目で楽しみながら、
ゆっくりと登ることで疲労感(ひろうかん)も少なく大満足の登山でした。
登山ルートはよく整備され危険な箇所(かしょ)もないので、初級者でも比較的歩きやすい道です。
頂上に着いた時の達成感(たっせいかん)と、そこから見える景色のすばらしさは圧巻(あっかん)です。
目の前に広がる自然の景色の迫力に圧倒(あっとう)され、
頂上から見下ろす日本海やブナ林の景色に感動し、あらためて日本の美しさを実感(じっかん)できました。
登山中はたくさんの外国の方ともすれ違いましたよ。
最寄り(もより)の米子空港(よなごくうこう)には、香港・上海・韓国からの直行便があり、
夏は登山、冬はスキーに来られる方が年々増えているとガイドさんが
おっしゃっていました。
私が宿泊したホテルでは、星空観察会(ほしぞらかんさつかい)が夜に行われ
大阪では見られない数のたくさんの星と、
運よく「スターリンク衛星」を肉眼(にくがん)で見ることができました。
本当に「銀河鉄道」の列車のような動きでとても神秘的(しんぴてき)でした。
1泊2日ですが、感動の多い充実した旅でした。
みなさんにもおすすめです。
日本の大自然に触れたい方、ぜひ「大山」へ遊びに行ってみてください。