みなさん、こんにちは!日本語教師のMisa.Lです。
今は5月(ごがつ)ですね。
5月(ごがつ)は別の言い方もあります。
それは、皐月(さつき)です。
今回はみなさんに和風の『月』の言い方(数え方)をご紹介します。
日本語の教科書では月は「1月、2月、3月・・・・12月」と勉強しますね。
これは明治時代からの言い方です。
実は、日本語にはもう一つの月の言い方があるんですよ。
1000年以上前から使われていた言い方です。
今でも時々、生活の中で使っています。
1月は、睦月(むつき)
2月は、如月(きさらぎ)
3月は、弥生(やよい)
4月は、卯月(うづき)
5月は、皐月(さつき)
6月は、水無月(みなづき)
7月は、文月(ふみづき)
8月は、葉月(はづき)
9月は、長月(ながつき)
10月は、神無月(かんなづき)
11月は、霜月(しもつき)
12月は、師走(しわす)
昔は、月の動きを見て、1か月を数えていました。(太陰暦/たいいんれき・旧暦/きゅうれき)
今は、太陽の動きを見て、1か月を数えています。(太陽暦/たいようれき・新暦/しんれき)
だから、昔の1月1日は、今の1月下旬~2月上旬です。1か月くらいずれています。
日本人女性の名前で、「葉月(はづき)さん」という人がいます。とても綺麗な名前ですね。
たぶん、葉月さんは8月に生まれたのだと思います。
他にも、女性の名前で「弥生さん」や「サツキさん」もいます。
絶対に3月や5月に生まれた人とは言えませんが、もしかしたら、3月や5月に生まれたから月の名前をつけたのかもしれません。
もし興味があったら、昔の月の言い方も勉強してみてくださいね(^^)/