みなさん、こんにちは!Misaです。
日本には『百人一首(ひゃくにんいっしゅ)』という、約800年前に作られた歌を集めた歌集(かしゅう)があります。
100人の人が作った歌を1つずつ集めたので、合計で100個の歌があります。
その中から1つ、今の季節に合う歌を紹介します。
月見ればちぢにものこそ悲しけれ わが身ひとつの秋にはあらねど
(つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ わがみひとつの あきにはあらねど)
どうですか?!
読んでも全然意味がわかりませんね。
そうです、これは800年前の人が作ったので、今の日本語と違います。
だから難しいですね。
どんな意味でしょうか?説明しますね。
月を見ると悲しくなります。いろいろなことを考えてしまうからです。
秋は私だけのものではないですが、まるで私を悲しい気持ちにさせるためにあるみたいに感じます。
という意味です。
これでも、まだまだ意味が分からないですね。
なんで月を見ると悲しくなるんですか?なんで秋は悲しいんですか?
そう思いませんか?
そう、言葉が理解できても、その言葉を使っている人たちの文化まで理解できないと、意味が分からないことがありますね。
言語を勉強するということと、文化を勉強することはセットです。
みなさんも、日本の文化を知ると、日本人が言っていることの本当の意味が分かるようになりますよ。
私と一緒に日本語を勉強しませんか?