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[京都徒然(つれづれ)㉔] 日本で一番古いお祭(まつ)り 

Четверг, 23 Май 2024 r. 00:11

※「京都徒然(つれづれ)」は、わたしが京都にいるときに見たこと、感じたことをお伝えするコラムです。

 ( 徒然(つれづれ)…何もすることがなくぼんやりしていること)

 

京都の5月はお祭(まつ)りの季節(きせつ)です。

 

5月の京都のお祭(まつ)りといえば

葵祭(あおいまつり)が有名です。

平安貴族の衣装(いしょう)をまとったきらびやかな行列が

新緑(しんりょく)の京都の街をゆっくりと進みます。

 

葵祭(あおいまつり)は、

京都の貴族(きぞく)のお祭(まつ)りですが、

京都には、町に住む人々のお祭(まつ)りもあります。

 

7月の祇園祭(ぎおんまつり)もそのひとつですが、

5月には、御霊祭(ごりょうまつり)というにぎやかなお祭りがあります。

お神輿(みこし)を担(かつ)ぐお祭(まつ)りとしては

日本で一番古いお祭(まつ)りだそうです。

 


3基(さんき)のお神輿(みこし)

御所(ごしょ)の北にある上御霊神社(かみごりょうじんじゃ)から、

京都の街を練(ね)り歩き、御所(ごしょ)に入ります。

御所(ごしょ)の北門の前で

一斉にお神輿(みこし)を差(さ)し上げる様(さま)は壮観(そうかん)です。

(御所(ごしょ)に入(はい)れる神輿(みこし)は、

このお祭(まつ)りのお神輿(みこし)だけだそうです。)



お神輿(みこし)はその後、

桝形商店街(ますがたしょうてんがい)という

古くからある京都の商店街(しょうてんがい)の中を練(ね)り歩き

上御霊神社(かみごりょうじんじゃ)に戻ります。

 

朝から夜まで、

街にお神輿(みこし)を担(かつ)ぐ人たちの声が響(ひび)

京都の町の人のエネルギーを感じるお祭(まつ)りです。

 

京都にいると、

いろいろな京都があることに気がつきます。

 

大きなお店を持つ(しょうにん)の京都、

職人(しょくにん)を中心とする

昔ながらの庶民(しょみん)の京都、

大学の周りには学生の京都、

外国人が多い街ですから

外国の人たちの京都…。

 

このお祭(まつ)は、

庶民(しょみん)の京都を代表(だいひょう)するお祭(まつ)りですが、

いろいろな人たちの京都、

という目で京都を楽しむのも、

京都の楽しみ方のひとつだと思います。

 

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KOBA
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