こんにちは。
今日は、『学校説明会は早めに行っておきたい【中学受験】』というテーマで書いていきたいと思います。
学校説明会や文化祭といった志望校のイベントにはぜひ行っていただきたいです。
時期としては、なるべく最終学年になる前に行っておかれる方がいいかなと思っています。
遅くても小学校6年生の前半までには行っておきたいところです。
理由は二つあります。
一つは、小学校6年生の時期は物理的に忙しいからです。
学校説明会や文化祭といった行事は秋に開かれることが多いです。
もちろん必ずしも学校説明会は秋とは限らず、春先に開かれてる場合もあります。
ただ、多くの学校さんで秋ごろに文化祭や学校説明会を開かれていることが多いです。
しかし、受験直前期の秋ごろは想像以上に非常に忙しい時期です。
塾では通常授業に加え、志望校特訓を受けたり、模試を毎週のように受ける時期になります。
受験勉強も佳境を迎える時期です。
そして、意外と盲点なのが、学校行事です。
小学校でも運動会、遠足、修学旅行、音楽会といったイベントが開催され、大忙しです。
その上さらに、この忙しい時期に学校説明会もとなると、かなり負荷がかかります。
学校説明会も時間的に、半日ほど要することも多く、スケジュールもハードになります。
受験直前期は勉強でもやることがたくさん増えてきて、勉強時間がただでさえ少ないのに、学校説明会でさらに減ってしまいます。
誤解のないように言っておきたいのですが、学校説明会等は是非行っていただきたいと思っています。
なのですが、時期を受験直前期の小学校6年生の秋口に行くのではなく、余裕を持って1年前や小6春あたりまでに行っていただけると、直前期の負担を少し減らすことができます。
学校説明会は早めに行っておきたい二つ目の理由として、学校説明会に行くことで志望順位が変わる点を挙げたいと思います。
これは、実際によく見かけるパターンです。
中学受験をすることは決めているけれど、どの学校が第一志望かまでははっきり決めていないというケースの場合、学校説明会に行かれて志望校変更がわりと頻繁に起こり得ます。
志望順位が変わること自体には特段何か問題があるわけではありません。
ただ、それに付随して、志望校の勉強方針が変更になる可能性があります。
中学受験は学校によって、問題がガラッと変わります。
難しい学校から少し偏差値の低い学校への変更なら、問題が起きにくいのですが、やはり、よくあるパターンはその逆のことがほとんどです。
「学校説明会に行ってみて、やっぱりちょっと今の自分には厳しいかもしれないのですが、〇〇学校に行きたいです!すっごく良かったです。」
というお話を家庭教師先でもよく聞きます。
早い段階での変更は融通がききやすいのですが、小学校6年生の秋の場合は、なかなか勉強が大変です。
小学校5年生や6年生の春頃までであれば、変更具合にもよりますが、なんとかなることが多いと思います。
学校説明会や文化祭、できれば早く行ってみてくださいね。