※「京都徒然(つれづれ)」は、わたしが京都にいるときに見たこと、感じたことをお伝えするコラムです。
( 徒然(つれづれ)…何もすることがなくぼんやりしていること)
皆さま
新年(しんねん)明(あ)けましておめでとうございます!
私も、Cafetalkで日本語を教え始めて1年になりました。
その間(かん)、皆様のおかげで
新人賞や、Cafetalk大賞をいただくことができました。
また、生徒さんの就職内定(しゅうしょくないてい)や大学院合格という
うれしい出来事(できごと)もありました。
今年も、
皆さんが日本語を使って、皆さんの夢を実現できるよう、
がんばりたいと思います。
よろしくお願いします。
今年のお正月は、京都で過ごしました。
年末の除夜(じょや)の鐘(かね)、新年の初詣(はつもうで)、
街には、家族連(づ)れの姿が目立ち、
鴨川の河原には、凧(たこ)が揚(あ)がっています。
いつもより暖かいお正月ですが、
京都のお正月は、
いつもながらの新年の新鮮(しんせん)な空気に溢(あふ)れています。
一方で、日本では
元旦(がんたん)から、
石川県(いしかわけん)能登半島(のとはんとう)で
震度(しんど)7の大地震(おおじしん)、
2日には、羽田空港で、
飛行機の衝突事故(しょうとつじこ)、
世界に目を向ければ、
続くウクライナの戦争、イスラエルのガザ攻撃、
日本も世界も、不安の中にあります。
(もっと早く、新年のご挨拶(あいさつ)を申し上げようと思っていましたが、
いろいろなことがあって、遅くなりました。)
中国の司馬遷(しばせん)の「史記(しき)」の中に、
「禍福(かふく)は糾(あざな)える縄(なわ)の如(ごと)し」
(幸福と不幸は、より合わせた縄(なわ)のように交互(こうご)にやってくる)
という言葉があります。
毎日の暗いニュースに、
気持ちが暗くなることが多い日々ですが、
こんな時こそ、
明るい明日があると信じる強さが
人間には必要なことだと、
あらためて思いました。
皆さんにとって、
今年がよい年でありますよう、
心からお祈り申し上げます。
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KOBA
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