こんにちは Kaeです。
なぜ文系の秘書経験だけの専業主婦が
スタンフォード大学卒のエリートと
肩を並べて仕事をするまでになったのか
という前回からの続きをお話させて頂きますね。
さて憧れのコーヒーショップの店員になるという
パート面接で不合格を
頂いた私、
8カ月の“もんもん”とした
期間を経て
派遣での仕事をスタートしました。
所属はデータ分析をするチームに配属
私の仕事は
データサイエンティストという
専門職のアシスタントです。
このデータサイエンティストという仕事を
ご存知の方も初めて聞くなという方も
いらっしゃると思います。
“サイエンス”という呼び名があることから
文系というよりは理系のにおいが
プンプンしてきますよね。
彼らデータサイエンティストの
仕事は
さまざまな意思決定の局面において、
データにもとづいて
合理的な判断を行えるようにします。
企業の課題解決、戦略立案などに
活用できるデータの収集・分析し
ビジネスの価値を生み出していきます。
世の中にあるデータ(ビッグデータ)を
活用して世の中に役立て意義あるものとする
専門家です。
いわゆるAI・DXというものを
裏で支えているデータ分析の専門家です。
派遣先は世界シェア5位の大企業だけあり
スタンフォード大学・東京大学・
国立大学博士号取得者
などなどエリートで頭脳明晰な
方々ばかり
11年の社会人ブランクを経て
復帰した私に
待ち受けていた仕事の壁
それは
PCオフィスなどの機能が格段に上がている
ことでも
システム管理がクラウド
ということでもありません。
そう
物質的な壁ではなく、
それは
コミュニケーションの壁
でした。
ちなみにデータサイエンティストは
皆さん日本語を話されます。
でも
仕事の意思疎通が
難解だったのです。
例えば、
「このデータ、最終的に○○にするために使いたいから
××を証明できる状態に加工してほしい。
プログラムの△△で○○処理したいから
××数式を入れ込んでおいて」
「???」
わからな過ぎて質問もできない状態でした。
そう彼らが仕事で頻繁に使う言葉は
主に
専門用語
&
数式・数学用語
泣きたい気持ちを
必死にこらえて
(実際に会社帰り歩きながら
自分のふがいなさに涙しました)
がむしゃらに
中学生の数学から
やり直しました。。。
質問したくても
「分からないが分からない」
?????が多すぎて
できないのです。
親切な彼らも
私の「分からないが分からない」
なんだか
お互い頭を抱えるという状態に、
今振り返っても
彼らの優しい心遣いがあったからこそ
私が分析者になる事が出来たと
感謝しかありません。
今でこそ彼らと笑い話しますが、
当時は寝る間も惜しんで
土日も必死に勉強しました。
あれほど勉強したなら
もっと偏差値の高い大学に
行けたはず
と思うほどです。
しばらくして
徐々に会話が成り立つようになり
私が持つ分析視点に
価値を見いだしてもらえるようになりました。
それからプログラミングなども
するようになり
「本格的なデータサイエンティストとして
分析者にならないか」
とお話をいただき正社員になった
というのが
私がデータサイエンティストになった
経緯となります。
そこからは
分析漬け、大変だけど楽しい時間を過ごし
社長直属プロジェクトに
名指しでアサインがあるなど
分析者として恵まれた
環境で仕事をさせて頂きました。
さて、
自分で今振り返って
書いていて改めて思うこと、
それは
絶妙なタイミングで
チャンスを掴んだな
ということです。
この“絶妙なタイミングでチャンスを掴む“
実は誰にでも起こりえることです。
“タイミング”と
“チャンス”を
見逃さなければいいのだ!
そう思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それも正解です。
でももう一歩
積極的にチャンスを掴むこともできるのです。
チャンスを作り出す
環境作りをすることです。
これはとても有用だと
私は考えています。
さらに意図して!
がポイントです。
勿論この
チャンスを作り出す
環境作りは
私だけではなく
お客様も変化をもたらしました。
そんなお客様のご紹介も
今後させて頂きますね。
無意識の気質と多角視点
分析者の視点をフル活用して
お客様が前に進む後押しをしています。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
それではまた書きます。
素敵な毎日をお過ごしくださいませ!