就活は続くよ、受かるまで。
ハローワーク、ジョブカフェ、就職ガイダンス、企業説明会。
ハローワーク、ジョブカフェ、就職ガイダンス、企業説明会。
情報は多いに越したことはない。
適職診断や面接の受け答えなどを学んでいった。
夕方なら時間が取れたので、手話の講習会にも参加した。
私は高校生の頃に50音の指文字を覚えて友達と練習していた。
必要があって勉強したのではなく、
英単語みたいに覚えるのが楽しかったのだ。
その手話も何か資格にならないだろうか、と考えた。
講習は楽しかった。
そこで初めてろうあ者と初めて手話で会話した。
私は手話で表現する方はできたが、
読み取りが苦手だった。
独学で勉強するのとは大違いだ。
講習始めて4ヶ月後の10月。
全国手話検定試験の4級と5級に合格。
受験日が同日だったので変な取り方になった。
では、今なぜ手話通訳士でないのかというと、
手話通訳士になるには10年掛かると言われたからだ。
10年!
気が遠くなった。
検定後は手話の勉強を止めた。
現在は自己紹介ができる程度である。
話を就活に戻そう。
地元の就職ガイダンスや合同企業説明会では、
参加企業が聞いたこともない会社ばかりだった。
パチンコ店、警備会社、個人商店など。