滝から落ちた。でも生きてる。その3
Среда, 16 Август 2023 r. 19:41
伊豆の七滝のひとつ「蛇滝」にのまれて落ちて命からがら浮上今でもあの水中での苦しさはハッキリと思い出せますそれほど苦しかった~(>_<)人間、水中で息が足りなくなると「もうなんでもいいから吸い込みたい!」と本当に口を開けて吸っちゃうんだと身をもって知りました例えそれが水中であってもやってしまう。あとほんの一瞬水面に顔が出るのが遅かったら私は間違いなく水を吸い込み沈んでいったでしょうとにもかくにも息が吸えて助かった!!以前のコラムはこちらから♪↓ ↓ ↓滝から落ちた。でも生きてる。その1滝から落ちた。でも生きてる。その2*************ひとまずは生きて滝の中から這い上がれたけれど
そこからもまだ
油断はできません
何しろ未だドドドドーー!っと豪快に水が落ちる滝のすぐ近くの水の中にいるのですから(-_-;)まごまごしていると流れに引き込まれ
滝壺へと
招待されてしまうここから離れなきゃ!どこでもいいつかまれそうな所をキョロキョロ探したら一番近かったのは川岸とは真反対の切り立った岩の壁。岸から遠くなるとはわかっていてもとにかくこれ以上流されずに留まって一息つかなくちゃと考え全力で岩壁に向けて泳ぎやっとつかまれる岩にへばりつくもうぐったりですよ、ここまでで。岩に手の力だけでつかまっているのはしんどいなーと思ったら都合のいいことにちょうど自分の足を乗せることができる位置に水中の岩が出っ張ってたラッキー(^^)これでやっと体を休めることが出来たので少し落ち着きました。**************そこで最初にやったこともちろんウェストポーチの確認です!!ありましたよ、ウェストポーチ(笑)どんだけチケットの心配してんのさと今の私からあの瞬間の自分へツッコミを入れたくなりますでもこれ私が持ったまま沈んだらみんな困るー!と滝に落ちながら感じた私の若い責任感が死んじゃダメ!というある意味「執念」を燃やしてくれたのかも知れません***************さて岩の壁につかまりどうやって川から脱出したらいいんだろと方法が見つけられず途方に暮れながらも何かないかと辺りを見回しふとつかまっている岩の壁の数メートル真上を見上げるとこちらをのぞき込んでいる見慣れた顔がふたつ。。。先輩の男性社員の2人でしたなんとか滝から抜け出てきて見慣れた先輩の顔を見てホッと・・・ではなくて私がしたことは「チッ!」と舌打ち。できればこの舌打ちが聞こえてほしいそう思いながら。その4につづく