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Cafetalk Tutor's Column

Erina Takizawa 講師的專欄

はじめまして!英語とワタシ①

2023年8月1日

はじめまして!えりなと申します。カフェトークで、2020年から英語を教えています。
経歴に関しては自己紹介ページをご覧ください。
 
こちらでたくさんの生徒様と出会い、楽しく英語のレッスンをさせていただいています。
 
今回は私の自己紹介もかねて、私の英語習得までの道のりを書いてみました。
笑いあり涙ありそして挫折ありの長い道のりでしたが、これを読んでくれている皆様の励みにもなればいいな〜と願いつつ。
少々長くなるかもしれませんが、お付き合いください☺️
 
 
出会いとワクワク
 
私が初めて英語と出会ったのは、中学1年生です。
小学生の頃からフライトアテンダントになりたかった私は、「やっと英語が勉強できる!」と、とてもワクワクしていました。
どの教科を勉強するよりも英語の勉強が楽しくて、夢中になって学んでいました。
 
英語専門の塾にも通い始め、学校の成績も英語は1位でした。
「私は英語が得意!」と胸を張って言えるくらい、私の英語学習は順風満帆でした。
 
 
中学2年、アメリカ留学で早速挫折
 
しかしその1年後、私は早くも挫折を経験することになります。
中学2年生、アメリカのサンフランシスコとロサンゼルスに2週間留学した時のことです。

 ▼ロサンゼルスのディズニーリゾートにて

はじめての海外。はじめての飛行機。はじめての英語生活!
行く前は眠れないくらい興奮していたのを覚えています。
 
到着してからはカルチャーショックの連続でした。
なんで家に入るのに靴脱がないの?
なんでこんなに食パンが薄くてまずいの? など、笑
 
そして肝心の英語は、全然聞き取れない。
言いたいことが英語で言えない。
楽しい気持ちを、不安と悔しい気持ちがどんどん上回っていきます。
 
帰りの飛行機では今まであった英語への自信は一切消え失せました。
意気消沈として帰国したのが忘れられません。
その経験が、のちの英語学習や今につながっていると思います。
 
 
教科書の英語ではなくて、使えるようになりたい
 
英語が使えるようになるためには、
もっと努力しないといけない。もっと学ばなければいけない。
 
そのために、高校は英語に力を入れている学校に進学しました。
高校でできた親友は英語がペラペラで、同じフライトアテンダントの夢を持った子でした。その友人の影響もあり、英会話スクールに通い始めました。
 
英会話スクールに通い始めてわかったことは、学校の勉強だけでは英語を使えるようにはならないということ。
机の上の勉強だけでは、英会話で通用しません。
中学生で留学した時に味わったことを、改めて実感しました。
 
英会話スクールに通い始めて、初めてアウトプットにも力を入れ始めました。
問題を解いたり単語を覚えたりするだけでなく、実際に文を作ったり、発声したりして練習するアウトプットです。
後から振り返ると、この基礎を固めていた時期に並行してアウトプットの練習を取り入れたことは、タイミングとして非常によかったです。
 
そして、英会話教室に誘ってくれた親友は、高校を辞めてオーストラリアのパースに行ってしまいました。
一時帰国した彼女は、見た目から話し方、雰囲気まで、まるで外国人のようになって帰ってきて、少し羨ましくもありました。笑
 
語学学校で、世界中の友達ができる

親友のあとを追うようにして、私もオーストラリアに留学します。
大学に入るために、まずは語学学校に入りました。
 
そこにはポルトガル、ブラジル、中国、韓国、ベトナムなど、多くの国からたくさんの学生が学びにきていました。
いろいろな文化が混じりすぎて、授業はカオスでした。笑
国際色豊かな友達ができて、英語を介して彼らの文化にたくさん触れました。

▼アメリカ人のシェアメイトとイベントにて

 
いろいろな違いに驚き、
友人を通して別の世界を見て、
そして様々な価値観を知って。
 
本当に自分が見る世界が変わった体験だったと思います。
私と異文化を繋いでくれたのは、もちろん英語でした。
その後、大学に入るためのIELTS(アイエルツ)というテストに予定よりも早く合格し、大学へのブリッチングコースである大学付属のファンデーションコースに進学しました。
 
 
大学生活と英語
 
その後、無事にオーストラリアの国立大学である、クインズランド大学に進学。
現地の学生に混じって本格的な勉強が始まりました。
私は文学部で、専攻は国際関係学、副専攻で中国語を学びました。
 
海外の大学は卒業するのが難しいと言われています。
私も、最初は課題の多さに衝撃を受けました。
授業ではあらかじめ資料を読んでおき、それに関してディスカッションを行うのですが、なにせその資料がとてつもなく多い。
 
読みこなすだけでも大変ですが、それに加えてディスカッションも求められます。
自分の意見を論理立てて話すことがとても難しかったです。
ヒートアップするディスカッションについていけず、トイレで泣いていたこともありました、笑
 
そして学期末には膨大な提出課題があります。
スーツケースに教科書と食料を詰め込み、24時間開いている図書館で猛勉強していました。
いつになったらこの生活が終わるのかと、まずいクッキーを食べながら、図書館から日が昇るのを見つめていたことは懐かしい思い出です。
 
そして学校以外では、香港の人が経営している回転寿司屋さんで、中国人・台湾人・香港人と一緒に中国語環境でバイトをしていました。
 
勉強、勉強、バイト、そして勉強と目まぐるしい毎日を過ごし、また私の見える世界は大きく広がっていきます。
最終的には単位を一つも落とさず、無事に大学も卒業することができました!
大学を卒業するときには、英語に対する見方も、昔とは大きく変わっていました。
 
▼卒業式の日

英語は、時に私を悩ませ、苦しませ、そして様々な葛藤をもたらしましたが、
それ以上に、素晴らしい機会、人とのつながり、自分が想像していなかったような経験・体験に私を導いてくれました。
 
英語を通して様々な世界を見ることができたこと。
英語を通して出会った人々が、私にとってかけがえのない存在になったこと。
英語が使えれば、話せれば、自分が知らない世界への扉が開きます。
 
英語でコミュニケーションできる歓び。世界が広がる感覚。
私の担当する生徒様にも、ぜひそれを体感していただきたいと思っています!
 

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